木製キャップの装着方法
2018.04.15 13:44
ハーバリウムのアルミキャップは
閉めたときに、ガラスビンによって少しだけ口径が拡がることで
固定力が増す仕組みになっています。
また、気密性を保ちながら閉められていくので
キャップの天井面が少しだけ凸に膨らみます。
そのために
木製キャップとアルミキャップが過度に密着すると
それぞれが破損する可能性があります。
また、木製キャップ自体も湿度の影響などで若干の口径変化があります。
そういった要因により
Rapporti の木製キャップは
設計上、わずかに口径を大きくし遊びを持たせてあります。
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木製キャップを装着するにあたっては、その遊びの部分に
ある程度弾力のあるものを挟む形での固定をお薦めしています。
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まずは、ホームセンターなどで写真のようなビニールテープを用意してください。
これを、キャップとビンの境界部分に
しっかりと巻き付けて行きます。
Rapporti の木製キャップは口径を約1mm弱大きくしてあるので
このビニールテープの場合、きっちり2周巻くと、ほぼフィットするようになります。
・・・
テープのメーカーやそのときの木の乾燥状態、木材の種類などにもよりますので
適宜調節してください。
・・・
テープを巻いたら
ゆっくりとキャップを装着してください。
木製キャップの内側に抵抗を感じつつ挿入できて
軽くひっぱても抜けない程度であればOKです。
本来、内径部分の穴は垂直に切ってありますが、
テープを巻いたことで、斜めに向く可能性があります。
最後にキャップの向きや位置を微調節してください。
木製キャップで
違った雰囲気のハーバリウムをお楽しみください。