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私たち市民がいかに計画にかかわっていくか?

2023.01.03 01:18

図にするのが好き?です。図解を授業演習で教えていたこともあります。善し悪しで、すっきり整理されるのと同時に、モヤモヤした部分を切り捨ててしまいます。といったことをふまえつつ、頭を整理するには良いツールですね。

先日の写し巡礼空間の発表でも、「工学の方はほんどに綺麗に図を画くんだよねー」って言われました。うーん、工学とはあまり関係ないかなとは思いますが。むしろ遥か昔に人文系の方から「どうやってその図であると言えるのか」と問われて考え込んだこともありました。

ま、難しいことは言わず、こんな図を画いてみました。政治や政策、計画についてはかなり分断されて一般の市民からは距離があるので、そこをどうやってつないで未来への流れをつくるかといった図です。時間軸的なので、空間的な同心円的図も「カラダにやさしい」図を援用して画いてみようかと。

とくに欧州の事例をひもとくまでもなく、私たちは市民としての「参加」という方法の教育を受けていません。あえてそこを教育していないのではと勘ぐるほどです。結果として、計画策定の公募委員は集まらず、団体推薦だったりいつも同じ人だったりで。ひどいところは、参加無しで計画をwebにも載せないというところもまだあります。となると、知らないところで決められていくので、うっかり気づいたときには、え?聞いていないよ?になります。そして、行政計画は一度決めたことはかなり変えにくい。決めるプロセスへの参加が最大のチャンスですね。

以前は、このプロセスに、ワークショップやアンケートなどを入れ込んで来ましたが、今なら、ここに議会ルートや起業・企業ルートもありますね。直接参加と間接参加の両輪のツールを入手できたら、これはなかなかパワーを持てます。とくに、議員議会ルートは、善し悪しは別にしても行政へのパワーは持ちますので。