1年半の間 脊柱管狭窄 と診断されていた 2018.04.15 15:00 70+α歳 女性主訴は右大腿部痛による歩行障害1年半前に、某病院整形外科受診。腰部脊柱管狭窄と診断。8週間おきに通院、投薬を受けていました。痛くて、歩くこともままならなくなり、友人に相談。この友人から当院を紹介され受診。腰椎のレントゲン写真が最初の写真。入室時の“典型的跛行”を見れば、診断は容易。ま・・・、前医で脊柱管狭窄と言われてしまっては、腰椎のレントゲン撮影も無視できず。腰椎の写真と・・・両股関節正面を撮影。以下が股関節の写真。両股関節正面。 むかって、左側が右の股関節。左股関節と違うのがわかると思います。拡大します。 右股関節は典型的な関節症性変化を呈しています。診断は『右変形性股関節症』。どこから、腰部脊柱管狭窄と言う診断になるのか?問診からも、画像からも、その答えに到達できませんでした。全く効果を認められていない前医の薬剤は中止。この患者さんの現在の歩容を見たら、迷うことなく、第1選択はオペでしょう。情報提供書を書きました。歩き方。重要ですね。アルツハイマー型認知症の患者さんが正常圧水頭症を併発していたのも、教えてくれたのは・・・歩き方でした。整形外科領域は画像が命。でも、身体学的所見も無視で、股関節のレントゲンも撮影していなければ、永遠に正解は出せません。1年半なら、良かったのでしょうか?