新北市潑水節。台北で東南アジアの水かけ祭体験！

新聞やニュースで、今日、新北市中和区の華新街（ミャンマー街）で潑水節というお祭りがあるというのを見て、朝からぷらっと出かけてみた。

潑水節というのは、タイとか東南アジアの国で新年を祝うお祭りで、水をかけあってご利益を願う行事。水をかけられればかけられるほど幸せになれるんだそう。

台湾には、東南アジアからの移民「新住人」の方々も結構多い。台北地区では、この華新街にミャンマー華僑や新住民の方々が多く暮らしている。そのためか、毎年ここの潑水節はニュースでも大きく取り上げられるほど、ものすごく盛り上がる。

ずっと見に行ってみたいと思っていたのだが、今までなかなかチャンスがなく、台湾に住んで7年目にしてやっと初めて見に行くことができた。

会場の華新街は、以前にも何度か行った事があって、結構好きな場所。台北にいるのに東南アジアのどこかの街にいるみたいで、とても面白いのだ。

（下は初訪時のブログ。美味しいものもいろいろあって本当にいいところですよ！）

今日は駅前からお祭りののぼりが道沿いにならんでいた。いつもより、たくさんの人が歩いている感じがする。

街の入り口にも、タイのお寺風のゲート。

すぐ手前にお釈迦様に水かけする祭壇が設置されていたが、ものすごい行列なので脇から心でお参り。

その奥は、ミャンマー僧の皆様によるご祈祷とお守りの赤い糸の授与が行われていたが、こちらも恐ろしい行列で、並ぶのは諦めた。

それにしてもすごい人、人、人、人！！　この街がこんなににぎわってるのって、見たことなくてびっくり！！　旧正月前の市場みたい。

本日のイベントの会場図。騙されそうになるが、地図の上が今立ってる正門で、メインステージは通りの奥の方にあたる。いつも思うんだけど、台湾の地図、不思議な方向になっ照ることが結構あって、逆に道に迷いそうになって困ることがあるの、どうにかしてほしい。汗

とにかく、きっと水鉄砲の絵が描いてあるところと「94冰（就是冰＝まさに冷たいってこと！みたいな意味）」ところが水かけ会場なんだろうなと、歩いて行ってみたら、すでにすごい盛り上がってた。

子供たち、すごい…！！

昨日まで30度越えの真夏日が続いてたのだが、今日は一転最高気温20度ほどと肌寒い。はっきり言って、水遊びするような天気ではないのだが、みんな超興奮してる。

絶対濡れたくないので、観覧席っぽくなってる少し離れた車の荷台から、他のおじさんとかと望遠で撮影してたら、写真右下の子供がこっちに水鉄砲で水を浴びせてきて超ビビった。まさか我々は狙われたのか！？　慌てて退散。

また少し奥に行くと、今度は、今年初めて登場したという泡にまみれて遊ぶコーナーが。

これもすごいな…子供が好きそう。泡だらけになったら、また水かけ合戦に戻って洗い流すのかしらん。笑

一番奥のメインステージでダンスとか歌のショーというか発表会というかがやってるみたいだったので見に行こうと、また奥に進む。

もう水かけ合戦の場所は終わりかと思ったら、一番激しいのはこの奥だった。

こちらは子供は少なくて、店の前で踊り狂って通行人にも容赦なく水をぶっかけてくる地元の青年と思われる若者たち（特に写真奥の赤い看板の店前は、濡れたくない人は通り抜け危険）、道路の真ん中で盛大に水をかけあう学生や欧米の外国人が入り混じっていた。

カメラをぐるぐる巻きにして完全防備で水かけ合戦の真ん中で撮影している、TV局と思われる取材カメラとかもいた。うわー、真ん中にいたらどんなんなんだろう。みんなすごいなぁ。私も10代で友達と一緒に参加とかだったらやってみたいかも。でも、見てるだけでも面白い！！

メインステージの舞台はちらっとだけ見学。ステージ裏で待機してる女の子たちの服装が可愛かった。

会場のあちこちで、エスニック料理やデザートが無料で配られていた。どれも一口サイズで、東南アジアの食文化を体験してもらうのが目的のようだった。場所によってはものすごい行列だったけど、メインステージ付近は比較的すいてて、二種類いただいた。

こちらは、ココナッツのお汁粉みたいなの。これは結構おいしい。

こちらは見た目トムヤンクンみたいな、でも酸っぱくも辛くもないスープ。これはまあまあ。