新年のご挨拶
令和5年 元旦
新年あけましておめでとうございます。
平野剣道協会 会員の皆様におかれましては健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
日頃は本団体活動に多大なお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、新型コロナウィルスの流行に伴う制約下での生活も3年目となり、またロシアによるウクライナ侵攻など地政学上のリスクが顕在化したことなどもあって、環境問題や社会課題などについて別の世界で起きていることでは無く、“身近なこと”として感じ、日常生活においても影響を受ける状況となって来ています。
昨年はこのような情勢の中においても剣道が出来る幸せしみじみと感じた1年でした。
振り返ると感染対策を徹底しての日々の稽古、各講習会、審査会、稽古会、各錬成大会、第3回平野郷剣道交流大会を止める事無く実施することが出来ました。
改めて、会員の皆様、関係者の皆様のご理解、ご協力の賜物と心より感謝しております。
さて、本年は『兎年(うさぎどし)』です。
兎年は「飛躍」や「向上」の年と言われます。
一方で少しずつですが感染状況が好転し、コロナ禍からの回復の兆しが見え始めています。
今年の平野剣道協会取組のキーワードは『飛躍』と『向上』とします。
2023年の兎年は、今までの状況から大きく「飛躍」し、皆様の生活並びに剣道が心身ともに大きく「向上」する年になることを願っています。
更には、今一度、大阪版「剣道の心」を「唱和」というかたちで伝承して行きたく思います。
・剣道は自己を耕す剣の道
・剣道は相手を重んじる礼の道
・剣道は生涯かけて学ぶ道
本年も社会環境が変化する中、昭和42年の団体発足当時の基本的な考えを忘れず『相手の人格を尊重し、心豊かな人間の育成のために礼法を重んずる人間形成の場』になるよう努めてまいります。
新しい年が、会員のみなさまにとって実りの多い1年となりますよう、お祈り申し上げます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。