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nokoto

オランダのこと_オランダ的縁側生活のこと

2018.04.16 14:56
だんだんと暖かく、いい季節(ちょっと暑い?)になって来ましたね。


縁側でぽかぽかひなたぼっこ。

これって日本だけだと思われますか?



実はオランダにも縁側があるのです。

今日はそんな、オランダ的縁側生活のこと。



アムステルダムの北側に、比較的新しく開発されたエリアがあります。

このエリアは新しい住宅がたくさん。



(なぜってアムステルダム中心部はまるっと世界遺産なので

勝手に建物を壊したり建て替えたりできない。

それで必然的にそれ以外の地区に新しい建物が集中するのです)



歴史的な建物とは少し違う、箱型の住宅が

でもやっぱりオランダらしく、くっついて建っています。


ここで見つけました。

オランダ的縁側生活。


このエリアの住宅は運河沿いに船を停められるようになっていて

各家には船に乗り込むための縁側がありました。



椅子を並べたり植木鉢を置いたり。

窓がめいっぱい開くので、まるでリビングの延長みたい。



歴史地区は、

「家」 → 「道」  → 「運河」 となっているのに対して

新しい地区では、

「道」 → 「家」 → 「運河」 となっているので家と運河が隣り合わせ。

おまけに高さもほぼ同じなので家と縁側と運河がまるでひとつながりです。



たとえば、自前の船の上で本を読む姿も。



こうなると、

天気のいい日は家の中から縁側、船までが一つの大きなリビングのよう。

天気の悪い日は窓をピシャリと閉めてしまうのでしょうが

晴れるとまた窓を開け放って広々リビング。



まるで天気や季節によってリビングが呼吸するように伸縮する様子が

とても興味深く思いました。



ヨーロッパ諸国同様、夏休みをしっかりとるオランダ人。

夏ともなると3週間くらいかけて自前の船で海洋旅、なんてことも多く

それはまるで、自宅のリビングと世界の海がつながっている!

というなんとも贅沢な感覚です。



オランダ的縁側生活は遠く世界まで広がる、広い広い縁側でした。



  *   *   *


今回ご紹介したエリア、ボルネオ島は実は人口の島。

もともと船が停泊する埠頭でしたがその役目を終え、

1990年あたりから住宅エリアとして再開発されました。


他に、KNSM島など4つの人口島からなるエリア。

再開発にあたっては一つ一つの島にそれぞれ建築家が参加して

都市計画(マスタープラン)をたてて進められました。


街並みが揃っていたり、住宅と運河の面白い関係があるのは

こうした計画がしっかりと組まれているから、

なのでした。