仙台市議会で、学校等での黙食について佐々木心議員が質問
2022.12.18 11:26
仙台市内の小学校で未だ続いているいわゆる「黙食」について、仙台市議会で佐々木心議員(せんだい自民党)が突っ込んで質問してくださいました!
12月16日(金)の一般質問で、録画中継はこちらから見らます。
- 子どもたちにとってのコロナ下の時間的価値について
- 市内小学校では学校だより等で「黙食」という言葉が使われているが、これは教育委員会の指導なのか、学校が使ったものなのか
- 食事は、栄養を摂るのみならず、家族や友だちとのコミュニケーションを図る大切な時間。黙食が発達段階の子どもに心理的な側面を含めどのような影響があるのか
- 文科省の黙食緩和の通知が出て、仙台市教育委員会では、A案「当面これまでの会話を控える対応の継続」、B案「会話を可能とすることとして、各々現場の判断に任せる」としている。しかし、みやぎ医療ひっ迫危機宣言が出ている今、学校長判断はA案を取るのが明らかではないか。学校期間はあっという間に終わってしまう。来年1月16日の危機宣言期間解除後、教育委員会主導で黙食緩和を求めたい
- マスク着用についても、学校現場でのいじめや教員の偏った指導は決してあってはならない。マスク着用、非着用の理由によるいじめの現状把握と対応策を伺いたい
主に教育長に対し、同年代の子どもを持つ親として、保護者の声、そして現状からの課題から、新型コロナウイルス 感染症対策の学校給食時の改善について、熱を持って質問をしてくださいました。
しかも、再質問、再々質問でも、みやぎひっ迫宣言が1月16日にあけたあと、教育委員会主導で、現場任せではなく黙食解除を行ってほしい旨、強く要望されました。
「本来、グループ作って、給食食べるべきなんですよ」「だって、大人やってるんだもん」「高学年に上がった時に、給食って楽しいなと思えるようなアンケート、取らなきゃだめですよ」などと、心からの言葉も飛び出しました。
これに対し、教育長は、感染者が増加している状況から飛沫感染防止のため、適宜対応していくといった回答を繰り返すばかり。
やはり、私たちは、
- そもそも「無症状感染」というものが、感染学的にはあり得ないこと(調査のしようがない)
- PCR検査は病原体検査のための技術ではなく、試験管の中で遺伝子断片を増幅させる技術であり、PCR検査陽性=感染でもないしましてや患者でもない
という、そもそもの定義がおかしいことから議論を重ねる必要がるのかと思った次第です。
または、「黙食」や「マスク」がいかなる感染予防効果をもたらしているのか、その科学的根拠を質していくのか…。
しかし、議員に大変突っ込んだ質問をいただき、また次なる動きにつなげていけるのではないかと思います。