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転用力・応用力

2023.01.04 12:58


タロット読み師のアドリアーナです。


私は、タロット占いを始める前も今現在も、イベント企画制作会社(自社)の現役のイベントプロデューサーです。それらは100%、BtoBのお仕事で、誰もが聞いたことがあるような企業や商品のプロモーションイベントなどをオールプロデュース(企画制作〜演出)をしています。しかしとても激務なこと、更に災害や景気に大きく左右される業界のため、自身だけで細く長く続けられるプライベートワーク、ライフワークを作りたいと考え、2013年より現在の店舗運営を始めました。


BtoBでやってきた人間がBtoCを始める時に考えたことを今日は書いてみたいと思います。



前置きが長かったですね・・・




先日のランチをラフにペン画で描いてみました。




プロモーションイベントの予算というのは、とても大きな数字です。TVCMやWEBと連動させることも多く、企業側が年間予算として計上するレベルのことですので、「イベントのプロデュースができる・経験豊富」といったところでそれをBtoCには当てはめることはできません。


航空会社がこれまでチケットを旅行会社に卸していた時代(BtoB)から、直接ネットで個人が取れるようになった(BtoC)とは全く異なり、私には「小売りできる商品」がありませんでした。イベントプロデュースやりますよ、なんて個人客向けにいくら打ってみても需要があるわけがないのです。


そこで、今自分が持っている能力や経験で「小売りできる商品」を考えました。結論から申し上げて、それがタロット占いだったのですが、自分でも最も適切なところへ切り込めたと思っています。


イベントプロデュースの業務がどのように占いに転換されたか、以下に示しますね。



(1)企業様の商品やサービスを知る(=占いのお客様のお話を聞く)

(2)スケジュールや台本、デザインを作る(=占いで言葉を出していく)

(3)人を楽しませるイベントの比率が高い(=占いはエンタメである)



(1)は、商品の良いところ・見せたいポイントを考えて「企画」するところから始まるのですが、それはつまりお客様の良いところを掴み、理解し組み立てていくことと同じです。そして(2)は、タロットカードを開いてストーリーを紡いだり、期日を切ったり、未来予測をしていくこと、(3)は快適性や楽しさ、面白さを提供することに快感を感じる仕事が活きていると思っています。


これらの(1)(2)(3)を書いた事により、アドリアーナのタロット占いの「舞台裏」をお見せしてしまったようでエンタメ表現者としては好ましいことではありませんが、このような下支えがあって、私は占い師を名乗って活動をしていることを知っていただくのも悪いことではないと思いたいです。タロット学院の生徒様や、占いから入ってビジネスアドバイスやホームページ制作のご依頼をくださる方も数多くいらっしゃるためです。


ただし、エンターテイナーとしての鉄則、「"生活レベル" でのプライベートは一切お見せしない」ように心がけています。自身の生活を切り売りするワイドショータレント的プロモーションは一切行いません(それをやっている方への批判ではございませんよ^^自身のプロモーションポリシーなだけです)


ご自身でお仕事を始めたい方、BtoCにチャレンジしたい方は「やってきたことと同じことをそのままやる」のではなく、もう一段階噛み砕いたり、エンタメ性を加えたり、スパイスをふりかけたりしてみてください。



つまりそれは自分をどう活かすか見せるかの「転用力」「応用力」です。



新たな年のタロット占い、ぜひお待ちしております。