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くらよし絵画教室

今年一番の胸熱な出来事

2018.04.17 05:26

絵画教室に通ってくれていた小学1年生の女の子が春にお引越ししました。教室の最終日に女の子からお手紙をもらいました。


その手紙にはしっかりとした大きな文字で、引っ越すのは不安だけど、新しい友達ができるのは楽しみなこと。向こうにいっても勉強も絵も頑張りたいことが書いてありました。

そして、「先生と ここで絵を描いたことは絶対忘れません。先生も忘れないでください。」と。

その子は私の前ではよくふざけていましたが、絵画教室の時間をとても大切に思ってくれていたんだなぁと思うと感動して涙が出ました。


そして、何より《自分の気持ちを直球で相手に言葉で伝える》ことができている。なんて素晴らしいんだろうと思いました。

素直な気持ちを相手に伝えること。

実は私が最も苦手としていることです。この女の子の汚れなき心のように、もっと私も素直に気持ちを伝えないといけないなぁと思いました。


私がイラストを描かせていただいている筑後地区の子育てフリーペーパー「ばばあ〜る」。

3月発行の74号の特集「絵を描くこと」では、私も座談会に参加させていただきました。

特集ページにその女の子の画像を使わせていただいたので、先日新しい住所に「ばばあ〜る」を郵送しました。


教室で撮っていた女の子の写真と手作りのパンジーのコースターを添えて。


同封した手作りカードとお手紙。

私も教室で女の子と絵を描いたことは大切な思い出であること、そして、これからもたくさん絵を描き続けてほしいことを書きました。


今回のことは今後も教室を続けていく上で大きな励みになりました。教室をしていると時々凹むこともありますが、こういう出来事の一つ一つが私の心の宝物です。


出会いがあれば別れもあります。私とひと時でも関わった子どもたちが、教室で絵を描いた経験を通して、のびのびと自分の人生を生きていってくれたらなぁと思います。