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年末年始のご報告

2023.01.05 15:00

令和5年、明けましておめでとうございます。

日頃より、三谷八幡神社への崇敬を賜りまして、誠にありがとうございます。


今年のお正月も、よいお天気に恵まれ、とても清々しい日が続きました。

三谷八幡神社も、連日たくさんの方にご参拝をいただきまして、神社の境内は朝から晩まで明るく賑わっておりました。


今回は、この年末年始に行った、神事の様子をご報告いたします。



令和4年 師走の大祓

令和4年の12月28日(水)の午後5時より、「師走(年越)の大祓」を斎行申し上げました。


年に2回、6月末と12月末に行われる「大祓」は、私たちが生きる中で背負ってしまった罪穢れを、神様の御力で祓い清めていただく神事です。


皆様から事前にお預かりしておりました、「罪穢れ」を移した形代(かたしろ)をお祓いし、さらにこの地域一帯を祓い清めるべく、八方をお祓い申し上げました。



令和4年 古札焼納祭・除夜祭

大晦日の12月31日(土)には、午後8時に小山五丁目の町会(五友會)のお神輿に御霊入れを行いました。


午後10時には古札焼納祭、続いて午後11時より除夜祭を斎行し、三谷八幡神社の大神様へ令和4年のご加護とお見守りへの感謝をお伝えいたしました。


古札焼納祭においては、皆様にお納めいただいた御札や御守りに宿った御力を神様にお返しするとともに、氏子総代会の皆様のご協力で御焚き上げを行いました。

古札納所にて細やかな分別をお願いしておりましたため、今年もお焚き上げは煙や煤が少なく、つつがなく奉仕することができました。


皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。

今年は五友會の皆様によってお神輿が担がれ、元気に街を練り歩く活気に、神様も氏子地域全体へ御神威を照らし輝かせられたことでしょう。

令和4年も、三谷八幡神社を崇敬してくださるたくさんの方に支えられ応援していただきながら、神社を護り神事を行ってゆくことができました。


改めまして、皆様の崇敬に深く御礼申し上げます。



令和5年 歳旦祭

令和5年の元日は、やわらかな光の差す朝を迎え、11時より歳旦祭を斎行いたしました。


今年一年、神様からのあたたかなお導きを祈る祝詞を奏上し、ご神前に巫女が神楽『豊栄(とよさか)舞』を奉奏いたしました。

あけの雲分け うらうらと
豊栄昇る 朝日子(あさひこ)を
神のみかげと 拝(おろが)めば
その日その日の 尊しや


これは、豊栄舞の歌詞です。


日々、同じように昇る朝日を見ては「神様のおかげ」を思い出し、拝む心を持ち続けること――。

それが、一日一日を「尊い」と感じながら生きることに繋がるのだと、教えてくれています。


誰の一年間も、尊い一日一日の積み重ねで暮らせています。

お一人おひとりが、その日々を大切に、「感謝」と「祈り」の心を持って生きてゆくことができますように。



今後の祭典について

今後は、1月中に下記の祭典を予定しております。


➤1月15日(日)午後2時 門松どんと焼祭


前日までにお納めいただいた、御札や御守り、お正月飾りなどを境内でお焚き上げいたします。


古札のお納め受付は、前日の14日までとし、それ以降は一切お預かりいたしかねますので、あらかじめご了承ください。


古札納所については、下記に注意事項を再掲いたします。

今一度お読みいただき、神様へ失礼のないよう大切にお戻しいただきますようお願い申し上げます。



古札納所 注意事項【厳守】

➤包装は、必ずお持ち帰りください。

※紙袋・ビニール袋・包装紙・新聞紙・封筒などは、お焚き上げの際に風で舞い上がり、近隣に大変ご迷惑をお掛けします。また、飛び火の危険があるため、消防署からの勧告を受け固く禁じられておりますので、ご協力の程お願い申し上げます。

➤基本的に受け付けておりますのは、御札・御守り・注連縄(しめなわ)のみとなります。

※受付不可:陶器製・金属製の燃えないもの、ぬいぐるみ・達磨・人形類、お寺で授与されたもの等。

➤神棚と雛人形については、社務所に申し出ていただき、お祓いのご祈祷を行ったもののみ受け付けております。

※ご祈祷は要予約、五千円からのお志。


上記の注意事項に抵触するものについては、ご持参いただいても受付いたしかねますので、ご了承くださいませ。


時折、お焚き上げを行う場所(土の上)に、無断で御札や御守りを放置して帰られる方がいらっしゃるようです。


これは神職によってまだ御霊を抜いておらず、神様に御力をお返ししていない状態ですから、大変失礼なことにあたりますので絶対におやめください。


お焚き上げを行うものは、一般的なゴミとはまったく異なるもので、皆様が一年間お世話になった神様からの授かりものです。


手放すときは、まず御神前へお詣りしていただき、指定の場所に正しくお納めいただくことが、神様へ感謝をお伝えする最大限の礼儀となります。


ご不安な点、ご不明な点がある場合には、あらかじめ社務所(03-3782-2615)までお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。



結びに

令和5年も、武蔵小山・氏子地域を見守ってくださる三谷八幡神社の神様へ、折々にご参拝いただき、それぞれに「神結び」をいただければ幸いです。


皆様にとって、清浄で心地よい神社の空間を守っていくことができるよう、職員一同で心を込めてご奉仕してまいりたいと思います。


本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


三谷八幡神社 社務所