今週の特選アルバム~今だけプライス!ファイン・ヤング・カニバルズ『ザ・ロー&ザ・クックド』
ワーナー洋楽デジタル・アルバムのウィークリーセール♪
題して「【Warner Music Life】今週の特選アルバム~今だけプライス!
★第159回(6/17-6/23)★
ファイン・ヤング・カニバルズ『ザ・ロー&ザ・クックド』
突然ですが今週は1989年にタイムスリップ、27年前の6月に全米チャートを席巻したアルバム、ファイン・ヤング・カニバルズの『ザ・ロー&ザ・クックド』をピックアップしました。70年代にイギリスで流行した2トーン・スカのムーブメントのなかで、マッドネスやスペシャルズとならび中心的役割を担ったバンド、ザ・ビートのメンバーだったアンディ・コックス(ギター)とデイヴィッド・スティール(ベース)が、R&Bバンドで歌っていたローランド・ギフトをスカウトし結成したのが、ファイン・ヤング・カニバルズ。1985年発表のファースト・アルバムが、スタイル・カウンシル、マット・ビアンコやスウィング・アウト・シスターらに代表される、ジャズやラテン、ソウルのスパイスを効かせたちょっとオシャレなポップロックの流行にのり、全英11位、イギリスでゴールド・ディスクを獲得、鮮烈なデビューを飾りました。『ザ・ロー&ザ・クックド』はイギリスでは1988年に発表されたセカンド・アルバム。アメリカでは89年2月のリリースでした。このアルバムからシングルカットされた「シー・ドライヴス・ミー・クレイジー」は、ミネアポリスで初期プリンス・サウンドを影で支えたデヴィッドZがプロデュースを担当し、ペイズリー・パーク・スタジオで録音されました。つまりアメリカ市場を意識したプロダクションで、デヴィッドZが編曲にも参加したというプリンスの「KISS」にも似た、ローランドのファルセットとシンプルなサビのリフレインが計算通り(?)USの音楽シーンに受けいられ、4月にバンド初の全米No.1を獲得しました。この曲はおよそ半年間、HOT100チャートに残るロングヒットとなり、アルバムも6月3日付で全米1位となります。そして7週間全米1位に居座り続けますが、7月22日付チャートでプリンスの『バットマン』によってその座を奪われました。アルバムからはもう1曲、ジュールス・ホーランドがピアノを担当しているレトロ・ポップ・スタイルの「グッド・シング」も全米1位となっており、こうしたアルバム全編を貫くアメリカン・ポップやソウルのエッセンスは、ローランド・ギフトの生き生きとした素晴らしい歌唱ももちろんですが、ソングライターとしての貢献度も大きいと思われます。バンドはこの作品を最後に解散となりますが、ローランドはソロの曲に加えカニバルズの曲もレパートリーとしたライヴを現在も行っており、7/2からのイギリス国内のツアーが発表されています。この歌声、日本でも生で聴いてみたいものですね!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆【Warner Music Life】今週の特選アルバム~今だけプライス!ファイン・ヤング・カニバルズ『ザ・ロー&ザ・クックド』デジタル・アルバム通常価格 1,600円1週間限定(6/17-6/23)価格 900円ダウンロードはこちらからhttp://wmg.jp/w/m/3008(PC/iOS → iTunesへジャンプします)※セールは諸事情により予告なく終了する場合もございます。ご了承ください。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆