【深川②】深川町
2018.04.17 09:07
町名:深川町
読み方:ふかがわまち Fukagawamachi
区分:総称
起立:江戸期
廃止:不明
冠称:なし
現町名:江東区常盤一・二丁目、高橋、森下一~三丁目、白河四丁目、三好四丁目、平野四丁目等
概要:葛飾郡西葛西領のうち。隅田川東岸河、「深河」とも書く。慶長年間(1596~1615年)に開発された地で、町名の由来は開発者深川八郎右衛門による(備考・新編武蔵)とも。洗が多くいたことによる(江戸志)ともいう。幕府領『田園簿』では「深河村」と記し、村高は田944石余・畑150石余、計1,095石余。早くから町場化が進み、深川元町、深川森下町、深川三間町、深川扇橋町等14ヶ町、高274石余の地が1713(正徳3)年に町奉行・代官両支配となる。『元禄郷帳』の石高は680石余、『天保郷帳』では640石余。『旧高旧領』では「深川町新町、常盤町」とあり、628石余。『新編武蔵』によれば、町奉行支配の町々が起立して以降、残余の地は「深川本村」、「深川出村」、「六間堀」と称され、それぞれ別村の如くなっているという。
撮影場所:深川町(深川森下町)