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豊かな人生の道標~人生一度っきり。

「天知る 地知る 人知る 我知る」

2015.12.27 00:58
約二千年前「後漢書」の言葉です。

「天知る 地知る 人知る 我知る」

不正や悪事は、いつかは解ってしまうものであるという意味。


「知る」が四回続いているから「四知の教え」とも言います。


語源は、こういう逸話から。


ある夜、役人にしてもらったお礼にわいろを届けた男がいました。

「夜遅くて誰も知る人もいませんから」

とわいろのお金を出そうとする男に、
楊震(ようしん)は次のように言いました。

「誰も知るものがいないなどとんでもない。

 天が知っている。

 地が知っている。

 私が知っているし、

 君が知っているではないか」


「こういう立派な教えがあるのに、中国でわいろが横行しているのはなぜでしょう」

というコメントがあり苦笑。


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