「天と地がひっくり返っても無理」~わたしの場合~
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
と、1/9のブログでお話しました。
わたしの場合。
人の真似ではないのですが、
「これだけは絶対に嫌!」
ということをしてみました。
ダサい恰好をすることです。
わたしは服が大好き。
オシャレな格好をしたい。
可愛くて、いいお洋服を着たい。
野暮ったいのは絶対に嫌。
「お金がなくなって
お洋服が買えなくなったら
どうしよう。」
と、心配していました。
そんなわたしにミッション。
「絶対にありえない恰好をする。」
というものです。
ありえない恰好は人それぞれです。
いつも黒ばかり着ている人は
色鮮やかな服を着る。
パンツスタイルの人はスカート。
露出が少ない人は足を出す、など。
わたしが挑戦したのは、
「ダサい恰好をする。」
でした。
普段なら絶対に着ない。
「何事も経験。」
心を無にし
某量販店に行きました。
シルエットが…
生地が…
と、文句が出ます。
葛藤しながら購入しました。
着用し、おでかけしました。
着用することで
思い込みに気づきました。
おでかけしたわたしは
終始ビクビクしていました。
「ダサいって思われないかな?」
「変じゃないかな?」と、
馬鹿にされていないか不安になります。
「安いお洋服だとナメられる。」
と思っていたのです。
他人の視線が
気になって仕方ありません。
ナメられたくないから
いいお洋服を着ようとしていました。
切なくなりました。
どんな格好をしていても
わたしはわたしです。
堂々としていればいいのに、
身につけるもので
自分の価値が左右していました。
お洋服に頼ることをやめました。
わたしはブランド品に頼る
成金と同じでした。
高いお洋服でなくてもいい。
たとえ安くても、
自分が選んだお洋服を
自信を持って着ればいい。
今回の経験で思い込みに気づきました。
もしかしたら自分を守るために
作った思い込みなのかもしれません。
もう必要ありません。
サヨナラします。
これからはどんなわたしでも、
堂々としていられます。