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里山みんなの未来くらぶ

わらについて考える

2022.12.17 13:49

つい50年ほど前までは、藁は生活にかかせませんでした。例えば、縄は今も目にしますが、草履や傘・蓑のような身につけるもの、籠のような運搬道具、たわしや箒のような生活用品から、屋根や土壁といった家造りにまで捨てる所なく活かしきっていました。納豆もですね。日本人すごい!


でも、他の里山の自然の恵みと同様、これまで大切に資源として扱われていたものは、プラスチック等の現代の便利な資材にとって代わられて利用されなくなっています。


多くの意味でもったいない!自然素材は化学物質過敏症にも無縁なはずで人にも優しいはずですし、最後は土に還り地球を汚しません(しかも堆肥になる!)。


ということで、これから現代の私達の生活でもなじむものを手作りしていきたいと思っていますが、まずは季節に合わせてしめ縄を結いました。

過去から、神様が来てくれるように願ったり、清浄な場所を示すために、縄をなって、しめ縄を飾ってきました。自分達の育てた藁を綯っていると、自然と収穫への感謝がわき、とても神聖な気持ちになれました。


ちなみに、今年の米作り、米を入れる籠も、下にひいたムシロも藁製でございませす!