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「宇田川源流」【日本万歳!】 日本には天皇陛下がいらっしゃるという「正月」の言葉

2023.01.08 22:00

「宇田川源流」【日本万歳!】 日本には天皇陛下がいらっしゃるという「正月」の言葉


 今年は私自身が喪中なので新年のご挨拶をしなかったが、今年も「日本万歳!」では、天皇陛下の新年の御挨拶をそのまま掲載したい。今回もNHKからそのお言葉の全文を掲載するが、宮内庁のホームページにも同じ「新年の感想」が掲載されていることを記載しておく。

先に書いておくが、天皇陛下の「新年の感想」に関して私が論評を加えるものではないので、ここに少し文章を書いてから、そのままNHKの記事(全文含む)を掲載し、そのまま終わりにしたい。記事の後ろには文章は書かれていないので、その点ご了解願いたい。

さて、今年のお言葉に関しては、「国民に降りかかった災害」に於いて国民をいたわるお言葉があり、また沖縄復帰50年という節目であることをお話になっている。そのうえで、国際社会に気を配り、そして戦争などの事でお心をお溜まれていることを表明したうえで「人々が、これからもお互いを思いやりながら支え合い、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っています。」とし、「新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります。」と希望のある言葉を紡いで締めくくっている。

なんといたわり深い、そして、全てに気を配ったお言葉であろうかと思う。

天皇陛下がいらっしゃることに反対をしたり、また、何か過激な行動に出る人がいるようであるが、天皇陛下がいらっしゃることで、日本という国が「その存在を象徴とした国」として、多くの国から尊敬を集めている。世界に対して「平和を祈る存在」というのは、他の国に類を見ない素晴らしいことではないだろうか。

陛下は、1月1日には四方拝として司法の神々に祈りをささげ、世界の平和を祈願する。そのような存在があることを日本人は誇りに思うべきではないか。同時にその存在を皇紀2678年の間守ってきた国民のすばらしさも、自ら誉めて良いのではないかという気がしてならないのである。

以下、記事をお読みいただきたい。

天皇陛下 皇后さまと2023年も各地へ 新年の感想【全文】

 天皇陛下はことしも新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、皇后さまとともに各地を訪れ、多くの人とふれあわれる1年になりそうです。

 天皇陛下は、新年にあたって文書で感想をあらわし、コロナ禍で控えていた地方への訪問を去年秋、およそ2年8か月ぶりに再開したことについて「行く先々で多くの方に温かく迎えていただいたことを、うれしく、また有り難く思っています」と振り返られました。

 即位後初めてとなった沖縄県への訪問については「沖縄戦で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、平和の大切さを改めて心に刻みました」とつづられました。

 その上で「新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります」と述べられました。

 天皇皇后両陛下は今年も感染状況をみながら、毎年出席している行事で岩手県や北海道、鹿児島県、それに石川県に足を運ぶなど、各地で多くの人とふれあわれるとみられます。また、6月には結婚30年の節目を迎えられます。

 皇居では元日、新年祝賀の儀が行われます。また、2日は新年の一般参賀が3年ぶりに実施され、両陛下の長女の愛子さまも初めて参加されることになっています。

    天皇陛下 新年の感想 全文

 天皇陛下が、新年にあたって文書であらわされた感想の全文です。

 昨年も、地震や台風、大雪などの自然災害が各地で発生したほか、新型コロナウイルス感染症が引き続き社会に大きな影響を与えた年になりました。

 また、物価の高騰なども加わり、皆さんには、御苦労も多かったことと思います。

 昨年は、沖縄の本土復帰から50年という年でした。

 皇后と共に沖縄県を訪れ、沖縄戦で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、平和の大切さを改めて心に刻みました。

 現在も世界各地で戦争や紛争が頻繁に起こり、多くの人々の命が失われていることに深い悲しみを覚えます。

 国際社会において、それぞれの立場の違いを乗り越えるべく対話を重ね、協力し合うことの大切さを強く感じます。

 昨秋、ほぼ3年ぶりに地方を訪問することができました。

 行く先々で多くの方に温かく迎えていただいたことを、うれしく、また有り難く思っています。

 大変なことも多いと思いますが、人々が、これからもお互いを思いやりながら支え合い、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っています。

 新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩むことのできる年となることを祈ります。

   宮内庁 天皇ご一家の様子を公開

 新年を迎えるにあたり、宮内庁は12月に撮影した天皇ご一家の新しい映像を公開しました。

 映像では、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが、テーブルの上に明治22年に制作された絵画の冊子を広げ、ご覧になっています。

 この冊子は、皇居の「三の丸尚蔵館」の収蔵品で、ことしの干支(えと)の「うさぎ」が描かれた絵もあり、天皇陛下が、皇后さまや愛子さまに笑顔で話しかけるなどなごやかに歓談されています。

また、宮内庁は上皇ご夫妻や、秋篠宮ご一家がそれぞれお住まいで歓談される映像も公開しました。

NHK 2023年1月1日 0時03分