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原始時代の医療 内服薬のルーツ

2018.04.23 23:00

【興味のある方・学生・治療家向け】

私たち鍼灸師が行なっている、

「中国医学の歴史」をひもといていくブログです。

ちょっと難しめです。

でも面白いです。

院内教育用ブログも兼ねています。

東洋医学出版の「中国医学の歴史」を主な参考文献としています。

今回は「内治法のルーツ」についてです。


原始時代の医療(太古〜紀元前2100年くらい)

内治法のルーツ

内治法とは、薬や食物を取ることにより、

体の内側からの治癒をする治療行為のことです。


原始人たちは、

野生の木の実や草木、果実、根、茎などを食べているうちに、

下痢や嘔吐、時には、死に至ったりしながら、

食べられるもの、食べられないものを区別していきました。


その過程で、

病気にかかって苦しんでいるときに、

たまたま食べたものから症状か軽くなったり、治癒したり、という経験をします。

その経験が積み重なり、

植物性の薬物の知識が少しずつ蓄積されていきました。


また、

ある種の動物の脂肪・血液・肝臓・胆・脳・骨・甲殻などが、

病気に対して効果があるということもわかり、

動物性の薬物の知識も蓄積されていきました。


このように、原始人たちは、

何千年、何万年かけて、

植物や動物を食料として食べながら、

植物性薬物・動物性薬物の知識を深めていったのです。

そして、この事が、

現在、よく耳にする「医食同源」のルーツになっているのです。


また、その後の時代、

鉱石を採集する時代になると、

鉱石の中にも病気に効く種類もあるということがわかり、

鉱物性薬物も発見されていくのです。


次回は、原始時代の医療 「外治法のルーツ」についてです。