黒髪にご注意 其の2 【 黒髪美人を証明する 】
“ 黒髪にご注意 其の2 ”
さて。今回のテーマは・・・。
【 黒髪美人を証明する 】
“ 黒く健康的で艶やかな髪は 女を美人に見せる ” 的な記事を読んだコトがあります。
ふむふむ なるほど。
ヘアカラーの専門家としては実に興味深い話です。
では。
ナカムがカラリストとして証明してみせましょう!
先ず 前回のおさらいです。
“ 暗いものと 明るいものが隣あったときには、瞬間的に 明るいほうに 意識が働いてしまう ”
要は、
“ 黒髪にすると顔が手前に出て見える( 強調される ) ”
ということですね。
♪( ´▽`)
と言うコトは 俗にいう美人さんは
人(相手) の意識が顔の中に グッと集中するコトで、
整った顔のパーツが一層強調され “ 黒髪美人 ” と言われるのはトーゼンの事ですね。
ヽ(´o`;
はぃ 証明オワリ。(笑)
って、
今回の本題はココから。
僕たち一般人が髪を黒くすると・・・
どうして、
『 地味になった・・・ 』
『 キツく見られる。』と言われてしまうのか?
((((;゚Д゚)))))))
チョッと話を脱線させますが、
皆さんは 人と話をする時に ドコを見ますか?
大半のヒトは・・・
そう、“ 目 ” を見て話しますよね。
♪( ´▽`)
その目の明るさと色 に対して
“ 髪 ”は 同系色( 大まかに言えば茶色 )の色である為、対比の関係に位置します。
髪色が 瞳の明るさよりも
暗くなればなるほど・・・
目の明るさは 強調され、
目の表情やしぐさ、瞳のカタチの印象が 相手にダイレクトに伝わりやすくなるといえます。
『 目は口ほどにものを言う 』ではありませんが、実はコレ。
ハッキリした目、切れ長な目、意思の強い目のカタチをした人は
何だかキツイ(強い)印象に・・・
小さな目、垂れ目、穏やかで優しい目のカタチをした人は
何だか寂しい(弱い)印象に見えてしまいます。
黒髪美人になるハズが・・・
『 キツく見られる。』
『 地味になった・・・ 』なんて、
髪を染めるコトでマイナスなイメージになってしまっては本末転倒ですね。
黒く染める前に、
目のカタチから受ける印象
表情、しぐさ等をジックリ観察する事はとても重要だと思います。
俗にいうカラーコーディネイトの理論で
“ ヘラカラーは瞳の明るさに近づけましょう ”
というのも根っこのロジックは同じです。
ただ モノは捉え方次第で、
イイ意味で個性的に打ち出すトキに黒髪は有効な手段かと思います。
髪を明るくして雰囲気とパーツを馴染ませる(調和させる)のではなく、
ありのままを前面に出すには黒髪は最良のチョイスだとも考えられます。
少しコトバにトゲを持たせているので、読みにくかったら失礼。
ヽ(´o`;
しかし、僕たち美容師は
“ 結果、お客様が不幸になる ”事が先に予測できた場合、
NOとハッキリ言える勇気と
納得させられるだけの理論と
分かりやすいコトバでの説明が必要だと思います。