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NDーBC8II

2023.01.08 07:47

ミラーカムがバックアシストできる仕様なのでその機能を利用してきましたが、どちらかというとリアカメラ主体の取り付け方法のため後方物体と車体との距離感は感覚に頼ったものでした。

その為、後方に壁がある場合は何度となく目視をしていましたが、リアウインドウより高さの低いものは認知が難しい状態です。

また、普通の電子ミラーでは後続車両から自車が見えることである種のプレッシャーをかけることができますが、クワ萬GRBはラアンスポーツのリアウイングのせいで後ろからミラーは見えません。

そこで、上記2点を満足する方法としてバックカメラをつけることにしました。

用途が2パターンあるので、単にバックカメラとしてつけるのではなく切り替えスイッチを合わせてつけます。

スイッチは昔購入した切替回路型のトグルを使います。

高負荷な電装部品を付けるわけでもないので、家にあったAWG22線で結線しました。

現在使用しているデッキはバックカメラ対応品ですが、バックカメラを使用していませんでしたのでバックランプ検知線は未接続でした。今回これを結線しますが、ここにこのスイッチを割り込みさせます。追加した回路の概念図は下図の通り。


バックランプ線はオプションコネクタから取り出しが可能ですのでそちらから、バックランプ検知線は単純に12V印加すればよい様子でしたので、任意に表示させる際の12V印加はアクセサリ電源より適当に接続してやります。

ちょっと強引なのですが、トグルスイッチをバックフォグスイッチの横に設置。

一旦動確します。

助手席にカメラを置いて写してみました。

スイッチでの映像出力もバックギア時の映像出力も問題ありませんでした。

問題ないことが確認できたらいよいよハーネスの引き回しです。

今回のハーネスは左側屋根を配策させます。

Aピラーから入りバックドア根元まで持ってきました。バックドアへは左の蛇腹を経由します。右側は結構いっぱい通してあるので余裕がなさそうでした。

今回は後のメンテナンスを考慮し車両側ハーネスをドア内まで持って行くこととします。

蛇腹を通すコネクターは割と大き目です。単純に通すのは難しそうですが、こちらを通っているのはリアウインドウ用ウォッシャーチューブのみでした。

ウイングを付けたことでこのウォッシャーはキャンセルしているので、この蛇腹自体をバラすことにします。

分解しました。ここまでやるとハーネス通しもずいぶん楽です。

ハーネスを通して元に戻しました。

このあとは配策してバックドア側の加工をします。ところどころにあるボディパネルのエッジをエプトシーラーで保護しながら進めます。

カメラのブラケットはこの位置にしました。

今回はガーニッシュの加工はせずに直貼りです。

実はこの位置は微妙なのであまりお勧めしません。単に位置だしの工程をサボっただけです。

ハーネスを通す穴を開けました。

付属のグロメットを利用しましたが防水は適当です。

接続状態を確認して取り外した部品類を元に戻しました。

駐車ガイドラインは車間距離と車幅測定用に調整しました。

画角が広いのでミラーカムの後退時下方シフトは少し緩めに変えました。

やはり経年劣化と気温の関係でプラ部品は割れますね。暖かい日にやりましょう。