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マヤ

『W旦那+(プラス)』The first time the zoo⑤三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.04.20 23:00


隆二「エビフライとハンバーグなかったね…」





隆臣はお子さまカレーを食べている。





隆二「さっきの親子連れどこ行ったんだろね?」





臣「晩飯でエビフライとハンバーグ食べような」





スプーンをしっかり握ってカレーを食べている隆臣の頭を撫でた。





隆二「たっくん、パパが食べさせてあげよう」





隆臣「たぁくんしゅるよ」





お口の回りにカレーをいっぱいつけて隆臣が笑った。





臣「お、偉いぞ」





隆二「そっか、じゃあ俺らも覚めないうちに食っちゃお」





臣と隆二はヒレカツカレーをガツガツ食べ始めた。





隆臣「パーパおいちぃ?」





臣「ん、うまい‼」





隆二「腹ペコだったから、なに食ってもうまいね」





隆二「たっくんジュースは?」





隆臣「たぁくんがしゅる~!」





臣「毎日成長していくんだな」





隆二「ずっとBebyのままで…ずっと世話焼いていたいのに…複雑だね」





隆二は紙ナプキンで隆臣の口元を拭いた。





隆臣「ありがと」





隆二「ん」





臣「俺も拭いて」





隆二「始まったよ…」





隆二が臣の口も拭いた。





臣と隆二が仲良くしてると、隆臣は嬉しそうな表情を浮かべる。





臣「はぁー…食った」





隆臣「パーパ早いねー」





臣「隆臣はゆっくり食べな」





隆臣「はーい!」





お子さまカレーの残りが少なくなってきて、スプーンですくいにくそうにしている。





空いている右手で 、直接お皿のカレーをスプーンに乗せようとした。





隆二「たっくん、後はパパが食べさせてあげる」





隆臣「パパしゅるの?」





隆二「ん、パパがしたいの🎵」





隆臣「はい🎵しゅぷーんどーぞ」





隆臣が隆二にスプーンを渡した。





臣「ふふ」





隆二「臣パパ、なに笑ってんだろね?はい!たっくん、アーン🎵」




臣はテーブルに肘をついて楽しそうに二人を見ている。





臣「宝物だからな」





隆二「たっくんでしょ?」





臣「うん、お前も…な」





隆二「……」





隆臣「パーパ?お顔あかいね、あちゅいの?」





臣「隆二パパね、恥ずかしいんだって」





隆臣「はじゅかしいの?」





臣「臣パパのこと好き過ぎて、恥ずかしいんだって」





隆臣「しゅごいね🎵」





隆二「臣、もうそのくらいにして…」





隆臣「パーパ、お顔あかぁい」





臣「ホントだ!耳まで真っ赤っか」





隆二「もう~💦臣がいじめる…たっくん助けて❗」




隆臣「たぁくん、ジューシュ🍹のむぅ!」





隆二「…だめだ、聞いてないや」





臣「あははは…やべ、楽しい♪」





隆二「…ったく」





カレーを残さず食べ終えて、ジュースも飲んで「ごちしょうしゃまでちた🎵」と隆臣が両手を合わせたタイミングで、声を掛けられた。





つづく