『W旦那+(プラス)』The first time the zoo⑤三代目妄想劇場ショートストーリー
隆二「エビフライとハンバーグなかったね…」
隆臣はお子さまカレーを食べている。
隆二「さっきの親子連れどこ行ったんだろね?」
臣「晩飯でエビフライとハンバーグ食べような」
スプーンをしっかり握ってカレーを食べている隆臣の頭を撫でた。
隆二「たっくん、パパが食べさせてあげよう」
隆臣「たぁくんしゅるよ」
お口の回りにカレーをいっぱいつけて隆臣が笑った。
臣「お、偉いぞ」
隆二「そっか、じゃあ俺らも覚めないうちに食っちゃお」
臣と隆二はヒレカツカレーをガツガツ食べ始めた。
隆臣「パーパおいちぃ?」
臣「ん、うまい‼」
隆二「腹ペコだったから、なに食ってもうまいね」
隆二「たっくんジュースは?」
隆臣「たぁくんがしゅる~!」
臣「毎日成長していくんだな」
隆二「ずっとBebyのままで…ずっと世話焼いていたいのに…複雑だね」
隆二は紙ナプキンで隆臣の口元を拭いた。
隆臣「ありがと」
隆二「ん」
臣「俺も拭いて」
隆二「始まったよ…」
隆二が臣の口も拭いた。
臣と隆二が仲良くしてると、隆臣は嬉しそうな表情を浮かべる。
臣「はぁー…食った」
隆臣「パーパ早いねー」
臣「隆臣はゆっくり食べな」
隆臣「はーい!」
お子さまカレーの残りが少なくなってきて、スプーンですくいにくそうにしている。
空いている右手で 、直接お皿のカレーをスプーンに乗せようとした。
隆二「たっくん、後はパパが食べさせてあげる」
隆臣「パパしゅるの?」
隆二「ん、パパがしたいの🎵」
隆臣「はい🎵しゅぷーんどーぞ」
隆臣が隆二にスプーンを渡した。
臣「ふふ」
隆二「臣パパ、なに笑ってんだろね?はい!たっくん、アーン🎵」
臣はテーブルに肘をついて楽しそうに二人を見ている。
臣「宝物だからな」
隆二「たっくんでしょ?」
臣「うん、お前も…な」
隆二「……」
隆臣「パーパ?お顔あかいね、あちゅいの?」
臣「隆二パパね、恥ずかしいんだって」
隆臣「はじゅかしいの?」
臣「臣パパのこと好き過ぎて、恥ずかしいんだって」
隆臣「しゅごいね🎵」
隆二「臣、もうそのくらいにして…」
隆臣「パーパ、お顔あかぁい」
臣「ホントだ!耳まで真っ赤っか」
隆二「もう~💦臣がいじめる…たっくん助けて❗」
隆臣「たぁくん、ジューシュ🍹のむぅ!」
隆二「…だめだ、聞いてないや」
臣「あははは…やべ、楽しい♪」
隆二「…ったく」
カレーを残さず食べ終えて、ジュースも飲んで「ごちしょうしゃまでちた🎵」と隆臣が両手を合わせたタイミングで、声を掛けられた。