VPCEB シリーズ
2023年1月現在
発売時期:2010年2月~2011年1月くらい
特徴
InteiのCore iシリーズ、第一世代のモデルになります。VPCEB〇△FJ…〇は発売時期で1~4まで△はグレードになります。番外編としてAthlonもありますが速度的には雲泥の差となります。Celeronの方が早いかも…のスペックです。
OSはすべてwindows 7 64bitとなります。
発売時期が1・2(2010年夏モデル)までは液晶パネルのバックライトが蛍光管タイプで3・4がLEDタイプになります。マザーボードの形は同じでどちらも蛍光管用のカプラは付いているのですが互換性はなく交換などは出来ません。
外観は全部同じでカラーなどもずっと同じ種類が発売されています。少しずつ発売時期でCPUとメモリ容量が違います。外観で区別するにはモニター下に書いてある型番を見ないと区別できません。パソコン裏のナンバーはモデルナンバーになるので全部同じです。この時期のVAIOはモデルナンバーと型番が別々になってます。
最終的にはCore i5-480M搭載モデルが最後になります。上位グレードにCore i7の設定はありませんがCore i7を認識しますので交換は可能です。気を付けなければいけないのが発売初期の1のモデル2010年春モデルはCore i5-430M等、下二けた目の数字が「3」以外のCPUは認識しません。なので「Core i5-430M]か「Core i3-330M」の2つからしか選択できません。2023年現在ではサポートも終了しておりBIOSなどの更新も出来ませんのでこれ以外は対応できないです。
作業内容
メモリは最大の8GBまでアップグレードしSSD換装・CPU交換も比較的楽に出来るタイプなので色々交換してみる。
スペック
≪OS≫windows 7 → windows 10
≪CPU≫Core i5-480M (2.66/2.93GHz) → 変更なし
≪メモリ≫4GB(2GB×2) → 8GB(4GB×2)
≪ストレージ≫HDD 500GB → SSD 120GB
≪モニター≫15.5インチ(1366×768) → 変更なし
CrystalMark2004R7ベンチスコア
CPU(ALU) → 34,537
CPU(FPU) → 27,636
MEM → 24,499
SSD → 34,701
GDI → 9,706
使用感
さすがにwindows10 22H2で使用するには厳しい感じ。ネット閲覧でタブを複数開けるときつい。YouTube視聴とか検索して閲覧など重い作業をしなければストレスは溜まらない。
このシリーズ全般に言えるが液晶が少し暗い…これしか知らなければ普通に使えるけど他のPCと比べてしまうと暗い。新品の液晶に交換しても暗いので仕様なのか液晶の方の問題かは不明。
キータッチはVAIOらしく打ちやすい。ExpressCard/34カードが使えるのでUSB3.0変換カードを使うとUSB3.0が使える。eSATAもついている…があまり使い道は無い。