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Kansai-Transport.com

JR北海道新型車両が関西を出発 733系3000番台が甲種輸送される

2018.04.19 17:27

(写真:御堂筋ライナー様)

4月19日、JR北海道733系3000番台、B-3108編成とB3109編成の甲種輸送が行われました。兵庫県にある川崎重工の工場を出発した733系は、兵庫、大阪、京都を抜け、金沢を経由してから終点の北海道・手稲へ向かいました。


今回は新大阪で撮影した後、茨木~山科~石山まで追いかけてみました。


☆御堂筋ライナー様の写真と一緒にお送りします!


(写真2枚:御堂筋ライナー様)

新大阪駅の貨物線を通過する733系甲種輸送。吹田貨物ターミナルまではディーゼル機関車DE10-1743に牽引されて走ります。

指定席車「uシート」

(写真上2枚:御堂筋ライナー様)

(写真上2枚:御堂筋ライナー様)

今回輸送されたのはJR北海道の通勤型車両733系で、快速「エアポート」(新千歳空港~札幌~小樽)に使用される3000番台です。2編成同時の甲種輸送で、12両という長い編成になりました。

(写真上3枚:御堂筋ライナー様)

吹田貨物ターミナルからは機関車を交換し、電気機関車EF510-1が牽引担当となりました。この機関車で終点を目指します。

(写真上5枚:御堂筋ライナー様)

茨木駅外線(新快速と同じホーム)をゆったりと通過していきます。窓には川崎重工のロゴがありました。連結器下の黄色い保護テープ(?)が気になります。

新快速が走る線路をゆっくりと牽引される733系。快速「エアポート」は最高時速120km/hなので、北海道に着けば新快速くらいの活躍が期待できそうです。茨木駅にて。


さて、甲種輸送列車は梅小路(京都貨物駅)で一時間ほど停車するので、私は山科へ先回りすることにしました。

京都の山々をバックに山科駅を通過する733系。たくさんの鉄道ファンが集まっていました。念のためか通過時に駅員さんが確認しにくる一幕も・・・。とはいえ大きな混乱もなく無事に通過していきました。


さて、せっかくなのですぐ後に来た新快速に乗って北上していると、突然左側に甲種輸送列車が・・・!意外にも新快速が追い抜くことが判明したのであわてて下車し、急いでカメラを構えます。


石山駅を通過する733系。追い抜いたのは石山駅の手前だったので(カーブが始まる前くらいで抜ききった)降りてから30秒くらいで通過していきました。ちゃっかり新快速の223系と並びます。

さよーならー


この後733系は東海道本線を北上し、米原を目指しました。米原からは北陸本線に入り金沢を経由、新潟や秋田を通って終点の手稲(北海道札幌市)にある札幌運転所に到着する予定です。


撮影協力:御堂筋ライナー様


これまでの甲種輸送はこちらから: