ウエダ家「COBOパン ビギナークラス(りんご酵母)」
ウエダ家の「COBO(酵母)パン ビギナークラス」。なぜ受けたかというと、天然酵母にすごく興味があるというわけでもなくただ「粉のうまみを存分に引き出した、しっとりとした焼き菓子やパン」を作ってみたく、調べていくうちに「天然酵母」にたどりつきました。天然酵母とよく比べられるのが、ドライイースト。そもそもこの違いとは?→こちらのページの説明がよくわかりました。天然酵母とイーストの違いイーストも天然酵母もどちらも自然に存在する「天然」の酵母なんですね。ただ、培養する際に用いられる酵母のエサ(糖分)がドライイースト:イーストフードとよばれる添加物を使用する(ことが多い)天然酵母:果実や野菜などの糖分の違いなのでしょうか。しかし、天然酵母といっても、一般に購入できる天然酵母(ホシノ、白神こだま、あこなど)から、果実などから酵母をおこす自家製酵母など種類も多々あります。今回習ったウエダ家さんは、果実や野菜から酵母を起こす自家製酵母を長年研究してきたところです。しかも、種菌や糖分などは一切何も添加せず、果実などがもつそのものの力を存分に発揮できるようにしています。習った感想としては…「とても科学的!」「理論的!」内容もさることなが、天然酵母=ほっこり~ナチュラルなイメージを勝手に描いていたので、真っ白なラボみたいな教室で受けるクラスは驚きでした。瓶にリンゴだけを入れて冷蔵庫に入れ、待つこと10日間。その後、20~25℃の環境で1~2日→3~5日と待つと・・・瓶の中でリンゴがしゅわ~と音をたてて変化していくのがよく分かります。そして、この酵母を用いてスコーンを作りました。お味は甘味あり(砂糖無添加なのに)、うま味あり、ほんのりチーズのような味。食感は…正直、いわゆるスコーンのようなものではなく私には少し硬く合わなかったかな…でも味は好きなので、もう少し突き進んで実験していきたいと思いました。「天然酵母」、調べれば調べるほどものすごく奥が深いです。しばらくは天然酵母熱、冷めなさそうです。