Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

第220話:カーリヤ蛇を懲らしめる(6):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.04.19 23:07

至上なる主バララーマは、

超越的な知識の主人です。


主バララーマはこのように

ヴリンダーヴァナの住民たちが胸を痛めているのを見ても、

微笑むだけで何も言いませんでした。


なぜなら、主の

自分の弟の尋常ならざる力のことを

わかっていたからです。


住民たちは、ヤムナー川の岸辺に

最愛のクリシュナを探しに急ぎました。

彼らは道についたクリシュナの足跡を追いました。

足跡には人格を持った至上主独特の

印が刻まれています。


すべての牛飼いたちの主人である主クリシュナの足跡は、

蓮華の花、麦、象の引く車、雷、旗が

記されています。


...愛しの王、パリークシットよ。


牛の蹄の跡と共に道についた主の足跡を見て、

ヴリンダーヴァナの住民たちは

急ぎに急いだのでした。



…つづく

(10巻16章16-18節)