分け合って

みやかみ幼稚園のみなさん、こんにちは。

クリスマスおめでとうございます。

あさってまである、

今朝の預かり保育のお友だちは

「サンタさん、きた？」

「なに、もらったの？」

「ぼくはね、」

「いいなー！」

「わたしはね、」

と、まるでクリスマスを

一緒に過ごしたような盛り上がりでした。

さて、

クリスマス会が終わり、

冬休みに入る前の穏やかな日に

降園ホームをこっそり見に行ったときのことです。

ちょうどみんな大好きな紙芝居の時間。

その日のおはなしは

「だいくとおにろく」。

はじめは楽しそうに聞いていた子どもたちも

おににめんたまよこせ、と言われると

ビクッ！

続きを食い入るように見ています。

先生も

子どもたちの表情や反応を見て

節をつけて演じているようでした。

ずっとハラハラしながら見ていた子どもたちでしたが

だいくどんがおにのなまえをあてると

ホッと息をついたのを感じました。

それはまるで小さなおしばいを見ていたかのよう。

「よかったねえ」

「こわかった？」

「ぼく　ぜんぜんこわくない！」

「おにはち、だったっけ？」

「おにろく！」

楽しい時間や気持ちを分け合って

子どもたちは大きくなっています。

冬休みのあと、

また元気なみなさんに会えるのを楽しみにしています。

お詫び

紙芝居を真剣に聴く、子どもたちの写真があったのですが、

なんとデータが消えてしまい、今回は写真が用意できませんでした。

どうか皆さんも

子どもたちが紙芝居を聴いている様子を

想像してお楽しみください。