《敏腕営業のスケジュール拝見》三春情報センター(本社・神奈川県横浜市)リフォーム部門 コーディネーター 大濱瑞紀さん
教えて! 敏腕営業のスケジュール拝見
家具を核にプラン決め、15件同時進行の超効率術
三春情報センター(本社・神奈川県横浜市)リフォーム部門 コーディネーター 大濱瑞紀さん
高校時代からインテリアに興味があり、自室の雑貨にもこだわった。短大でインテリアについて学ぶ。すでにあるものを変えていくリフォームに惹かれ、三春情報センターへ入社。今年で4年目。
「出来上がってお客様の表情が明るくなって、喜んでもらえる時が私もうれしいです」(大濱さん)
大濱さんの時短テクニック
段取り&資料準備で時短を実現!
1. 家具が軸になりスムーズに
●以前
床、壁などバラバラに決めると、想像しにくく統一感がなくなることも。プラン決めにも時間がかかっていた。
●今
はじめに家具の色柄をヒアリング。軸ができると、床壁も合う色が絞られ、早く決まる。統一感も生まれるようになった。
2. カタログはそのまま使わない
カタログは、事前に必要な部分のみをピックアップし、A3の資料にまとめる。たくさんのカタログを広げてページをめくる必要がなくなるうえ、資料が厳選されて顧客も迷いが減り、商談時間の短縮にもなる。
▲カタログから必要部分のみピックアップ
▲商談時には必要なものがパッと一度に見れるように
ポイント1 予定&タスクを一括管理
スケジュール管理はGoogleカレンダーを使用。次回アポを決めたら忘れないようにその場でスマホ入力。前日に、翌日のタスクを記入し、漏れを防いでいる。現場監督を含めた社員のスケジュールが見えるので、アポが決めやすい!
▲発注予定や図面修正・見積修正など、タスクをメモ
ポイント2 週1会議で情報共有
コーディネーター10名、現場監督4名が集まる週1の契約管理ミーティング。進行中の案件について簡単に報告。今はこの商品が入りにくい、ここでこんな問題が起きているなど、情報を共有でき、自分も注意できる。
ポイント3 概算見積もりは土日のうちに!
商談は土日が多い。商談後、見積書作成に必要なデータはその日のうちにまとめる。大規模の場合は積算担当に依頼。設備メーカーへの見積もり依頼も土日のうちにメール。すると、平日に返答が来て、すぐに作業に取りかかれる。
リフォマガ2022年10月号掲載