不育症に関する情報
妊娠はするけれども、2回以上の流産、死産を繰り返して結果的に子供を持てない場合、不育症と呼ばれます。日本、アメリカ、ヨーロッパでは2回以上の流産・死産があれば不育症と診断し、原因を探索する事を推奨しています。また1人目が正常に生まれても、2人目、3人目が続けて流産や死産になった際、続発性不育症として検査をし、治療を行なう場合があります。
2回以上の流産、死産を経験した場合、不育症に関するリスク因子の検査(流産の場合は、その多くは偶発的流産ですが、2回以上繰り返す場合、リスク因子がある場合があります)について、主治医の産婦人科医師にまず相談してみましょう。また、各自治体に不育症相談窓口が設置されている(https://www.mhlw.go.jp/content/000882718.pdf)ので、そちらに相談することもできます。
◆「Fuiku- labo 」ウェブサイト
厚生労働省研究班がまとめたもので、一般向けにわかりやすく情報提供がされています。
◆不育症 臨床編 不育症におけるストレスとメンタルヘルスケア
各務真紀 / 丸山哲夫 / 吉村𣳾典
◆不育症のこころのケア
獨協医科大学埼玉医療センター リプロダクションセンター 杉本 公平、小泉 智恵
◆不育症夫婦における夫の流死産時の医療者の支援・社会的支援への思い
秦久美子、大平光子、中塚幹也 川崎医療福祉学会誌 Vol. 29 No. 1 2019 63 - 74
◆「不育症患者からのお願い」 不育症そだってねっと代表 工藤智子
◆厚労省
不育症に関する取組み 〜反復・習慣流産(いわゆる「不育症」)について
◆不育症相談対応マニュアル 令和3年3月31日 「不育症管理に関する提言」改訂委員会編
◆不育症管理に関する提言2021 「不育症管理に関する提言」改訂委員会
令和3年3月31日(初版) 令和3年6月7日(改訂)
令和2年度厚生労働科学研究費補助金 成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業(健やか次世代育成総合研究事業分野) 課題番号:H30-健やか−一般-006」(研究代表者: 苛原 稔)