2020答弁集１

最初に、区の財政見通し等に関する御質問にお答えします。

　まず、景気認識についてのお尋ねですが、国が発表した十月の月例経済報告によると、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、持ち直しの動きがみられる」としております。

　国内の感染状況は、いまだ収束の目途が立たず、引き続き、社会経済活動への影響は予断を許さない状況にあると認識しております。

　次に、財政見通しについてのお尋ねですが、新型コロナウイルス感染症の影響による企業業績や雇用環境の悪化に伴い、本年度第一四半期のＧＤＰが大幅な落ち込みとなっていることから、特別区民税及び特別区財政調整交付金は、リーマンショック当時を超える減収になるものと想定しております。

　なお、この先の経済の状況や人口の転出入の動向は不透明であり、景気の動向や人口動態に大きく左右される今後の区の財政状況について、現時点で具体的に見込むことは困難であると考えております。