【イベント】どんど焼き 1月14日小正月
日本全国で小正月に行われるどんど焼きは、下町石川自治会で毎年恒例の行事です。新型コロナで自粛していた時期もありましたが、今年は通常通り行われました。
どんど焼きの由来は、以下の記事をご参照ください。
天気はあいにくの小雨でしたが、どんど焼きにつきものの三色団子を作ってみなさん参加され、藤沢の伝統のお正月の風景が見られました。
会場は、自治会内の藤久さんの敷地内です。藤久さん、いつもありがとうございます。
だんごを作られた役員さんの中には、だんごをおもちでない方にもわけてくださる方も。
写真は、左から蒸す前の団子🍡、そして参加されたみなさんにお配りするお菓子などと一緒にスタンバイです。
小さいのは神様に、大きいのはどんど焼き用。そして白いのは荒神様用とのこと。
できたお団子は、三又の木の枝にさします。
以下の記事には、三色だんごのレシピも掲載しています。
この日は、地区内にふたつある道祖神をお清めするところから始まります。
自治会役員があらかじめ準備しておいたお酒を、道祖神にふりかけてお清めします。
左は石川稲荷山宮下辻道祖神。こちらでは、火付けの儀式が行われました。
右は石川橋道祖神。お酒をかけてお清めします。
会場では、道祖神の前で点火された火種で火が起こされ、そこにお正月に神様にお供えしたお飾りをお焚き揚げします。
火が龍のように高くあがってくるとちょっと怖いですが、毎年安全には気を付けています。それでも、こどもはこんな大きな火を見る機会がないせいか、お母さんにすがりつく様子も。こういった場所で、火が怖いものだと学ぶ機会でもあります。
火が落ち着いてきたら、お団子🍡を焼きます。団子用の金属の三又を準備されている凄腕の方もちらほら。わきにあるのは、副会長さんがご用意くださった甘酒をあたためる鍋です。
火に近づけすぎるとこげてしまうので、こんがりじっくり焼くのはなかなかテクニックがいります。
このお団子を食べると、一年虫歯にならないというご利益があるとか。
昔は、焼いたお団子を近所の人と交換するのがならわしだったそうです。
団子🍡をさした三又の枝は、その日一日玄関先に置いておくと、魔除けになるそうです。
小雨の中、「やってたんだー」と後から参加される方もいらして、好評のうちにどんど焼きを終了しました。
準備は大変だけれど、地域の伝統行事を残し伝えることができた、有意義な時間でした。
みなさまお疲れさまでした。
ちなみに筆者は、いただいたみかん🍊を焼いていただきました。
焼きみかん🍊は風邪をひかないともいうので、今年一年元気に過ごしたいです。
ごちそうさまでした。