2022/6/1メディアの役割
2023.06.01 13:00
「今は、テレビ、雑誌の情報がダサくなったのよ」
YouTubeの中で見かけた、マツコさんのコメント。
聞いた時、核心をつきすぎていて、ハッとしてしまった。
それまで、テレビ、雑誌といわれるマス・メディアは、トレンド発信という立ち位置に、いたはず。
でも、たまに見るテレビの情報番組や、ふと手に取った雑誌を見て感じる、既視感や予定調和感。
YouTubeやSNS台頭と共に、追い討ちをかけるように、廃刊する雑誌、視聴率の低迷。
自分がそれらのメディアのコアターゲットからズレたのか、とも思っていたが、どうやらそんな訳では無さそうで。。
そんな時、久しぶりに雑誌VERYを手に取った。
いいななぁ、オシャレだなぁ。(好き)
あるある、こんなお悩み。(理解・共感)
そして、現実は遠いけど、こんな風になれたらなぁ。(憧れ)
そう、このワクワク感!
雑誌の世界観ってこうではなくちゃ。
以前自分もメディア側にいた立場として、考えてみる。ワクワク感をもてる雑誌って、、!?
①読者とのギャップがない=並走感
②ハウツー(ファクト)から、根底のコンセプトや本質(真理)の提示
=ハウツーだけなら、今やSNSに沢山情報あり。
③読者を幸せにする視点(課題解決やテンションアップ)
前述のVERYは、これらがしっかりと揃っている気がした。
【ドクチョー(読調)】と呼ばれる読者インタビューを限りなく大切にしていること。
モデルさんやスタイリストさん達も、それぞれ個でも活躍されてながら、” VERY ファミリー” という一体感や集合体になった時の世界観の統一(「VERYらしさ」)がきちんなされている。
レガシィメディアと揶揄される中で、しっかり生き残ってる雑誌の底力は見習うべきだと思った。