Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Michiko en México

Texcoco

2023.01.15 23:37

こんにちは。年末年始はどう過ごしましたか?私は車関係のことで数日間メキシコシティに行っておりましたが、それ以外は基本的に家でゆっくりしていました。久々にちゃんと休めた気がします。

さて、前回の記事では新しい車に着いた頃に更新と言っていましたがネタが上がったので書こうと思います。


突然ですが、題名を読めますか?日本語で書くと「テクスココ」もしくは「テスココ」となります。実は車購入の関係でこのTexcocoという町(正確にはTexcoco de Mora)にも寄りました。由来はLago de Texcoco(テクスココ湖)という湖と思われます。


少し歴史のお勉強です。現在のメキシコシティがある場所は昔はテクスココ湖という大きな湖があった場所でした。アステカ帝国の時代(15世紀~16世紀)は、この湖の上に年を築いていました。スペイン人がメキシコ征服した後、アステカの建物を壊し、その上に自分たちの街を築き始めました。メキシコシティは規模がどんどん広がり、ほとんどがこのテクスココ湖の埋め立て地です。

下の写真はアステカ時代のテクスココ湖です。

真ん中の大きい湖がテクスココ湖です。左側の星印がアステカ帝国の首都であったTenochtitlan(テノチティトラン)です。南北に約65㎞もあった大きな湖ですが、現在は数キロ×数キロの区画しか残っていません。右上にTexcocoがありますね。

ついでにアステカ帝国の首都であったテノチティトランも見てみましょう。

15世紀にこのような都市を湖の上に築いたのは驚きですね。湖を利用した農作物の栽培も盛んでした。15世紀は日本だと室町時代、中国は民、ヨーロッパではオスマン帝国が東ローマ帝国を滅ぼし、大航海時代が始まった時代です。

上記の写真の部分は、現在のメキシコシティ歴史地区の中心であり、ソカロ(中心広場)やカテドラルも神殿などのあったこの写真の中心部に当たる部分にあります。現在のカテドラルの裏にテンプロ・マジョールと名付けられた遺跡があります。それはこの写真の中心部に見える神殿やピラミッドの遺跡群です。町のど真ん中にありアクセスも簡単なので、気軽に寄ることができますが中々大規模な遺跡です。


話を戻します。

車の諸々で1月の1週目の週末に再びメキシコシティに行くことになりました。試乗等を予定していたのですが、見たい車がメキシコシティまで持ってこれないということで、先のテクスココの街まで行きました。

メキシコシティの東バスターミナル(TAPO)からバスが頻繁に出ています。ターミナルへ行くと、でかでかとTEXCOCOと書かれたバス会社があります。1等バス(直行)とエコノミーバスがあります。所要時間は1等バスで約40分、エコノミーで約1時間ですが、途中でどれくらいの乗降があるかにもよります。料金は50ペソ前後で1等もエコノミーも大して変わりません。エコノミーの初回乗車の際はオレンジのSuicaのようなカードを購入する必要がありますが、チケットカウンターで所有の有無を確認してくれるので、特に難しいことはありません。


とりあえず無事に目的のディーラーまで到着し、車の試乗やチェックもできました。

その後、時間はあったのでテクスココの街を散策しながらターミナルに戻ることにしました。テクスココの街は非常に小さいので迷う心配もありません。Theメキシコというような街並みを観察しながらカテドラルのあるソカロへ来ました。

カテドラルは閉まっていてこれしか写真が撮れませんでした。

ネットからの画像ですが、全体はこんな感じのようです。

カテドラルの正面には市場があります。

私は市場を訪れるが大好きなので思わず入ってしまいました。(歩きながら撮ったのでブレブレです。笑)

市場には食品、雑貨、日用品、靴、服、食堂まで何でもあります。市場散策は非常に楽しいです。

これらカテドラル、市場の前には広場があります。

こういった広場もメキシコにたくさんあります。

こちらは広場の前のメイン通りです。

広場の正面と裏側の2本の道路がメイン通りのようです。

バスターミナルは広場のすぐそこです。少し歩いてメキシコシティまでの帰路につきます。

Texcocoに来るときは1等バス、メキシコシティへの帰りはエコノミー(夕方だったけど1等バスはもうなかった)でしたがあまり乗り心地も変わらなかったです。違いを挙げるとしたら、エコノミーの方が運転が荒い(笑)、座席が簡易的、テレビはない、コンセントはなくUSBポートのみでした。

観光地はない小さな町ですが、初めての町に行くことができて楽しかったです。

車の方も決まり、現在納車待ちです。さて、どうなるかな(笑)


ではまた。