『小説 イタリア・ルネサンス』全4巻を読了

塩野七生さんの『小説 イタリア・ルネサンス4　再び、ヴェネツィア』を読み、これで全4巻を読み終えたことになります。

主人公（外交官マルコ・ダンドロ）の70年間の人生を通して、地中海世界で眩いばかりの輝きを放っていたヴェネツィア共和国が徐々にその輝きを失っていく様を圧巻の筆力で描き切った塩野さんが最高だなーと思いました。

そして、その余韻に浸りながら、15年前（2008年）にイタリアを訪れた時の写真のCD-ROMがどこかにあったよなーと思ったら見つかりました。

今でも会社のウェブ制作をお願いし、一時期はレインボータウンFMのパーソナリティも一緒にやっていたsteamboatの和田剛君と1週間、ミラノ→ヴェネツィア→ローマ→フィレンツェ→ピサ→ミラノと、駆け抜けるようにまわったのですが、中でもヴェネツィアの街の雰囲気と海と風は最高だったなーー！