うちの子は抱っこ紐を嫌がる!?
こんなこと聞いたことがありませんか?この記事ではその理由や解決方法を少したどろうと思っています。
親が赤ちゃんのことを一番に思い、大切に選んでくれた抱っこ紐に乗りたくない赤ちゃん。このような現象はみんなに起きるわけではないですが、珍しいことでもありません。親が抱っこしたいときにできないことは困りますね。
赤ちゃんはなぜ抱っこ/抱っこ紐を嫌がるでしょうか?理由を探そうとすればきりがないですが、みんなさんは以下のチェックリストを見ていただくと、少しお試しできることも増えて、今度こそ問題が解決するかもしれません。
I. 抱っこ紐に関係ない理由の可能性もあります。
1.赤ちゃんは暑がっています。抱っこ紐自体も少なくともプラス一つのレイヤーになっているため、赤ちゃんのもともとの服装よりもあつくなります。さらに、夏や冬は屋外と室内の温度の差が大きい場合もありますので、気温に合わせて服装の調節が重要になります。基本的に、温かい方に合わせて赤ちゃんに服を着させて(夏は屋外、冬は室内)、抱っこ紐に赤ちゃんを入れた後寒い天気に合わせて調節するのはやりやすいでしょう。例えば、冬には室内の温度に合わせて、赤ちゃんに服を着させた後、抱っこ紐を装着します。外に出る直前にママコートやベビーウェアリング用のセーターなどで外の気温に合わせます。
夏は逆に、外の温かい天気に合わせて服を着させ、抱っこ紐を装着します。冷房が効いている室内に入るとき、室内の温度などに合わせて、薄手のカーディガンで調節します。
2.抱っこ=寝る時間 赤ちゃんはまだまだ遊びたいのに、抱っこされると嫌がることもあります。さらに、自分の中で抱っこが寝かしつけとつながっていると、まだ自分は他のことがしたい、まだ寝たくないと伝えたいでしょう。解決方法として、抱っこしながらでも遊べるおもちゃを持たせたり、お出かけなどの準備を見せながら抱っこするといいかもしれません。
3.赤ちゃんはお腹が空いている/喉が渇いています、またはおむつを替えてほしいです。誰でも、このような基本的なニーズを満たさないと、機嫌が悪くなったりするので、そこは赤ちゃんも同じです。
4.赤ちゃんは眠い/疲れています。疲れ切って興奮している赤ちゃんも抱っこや抱っこ紐を嫌がる場合はあります。一旦素手で落ち着いてから、もう一度抱っこ紐に入れることに挑戦しましょう。
5.親の不安を感じ取って、赤ちゃんも不安になる可能性もあります。赤ちゃんはよく一緒にいるママやパパの気分や気持ちを感じて、ネガティブな気持ちやポジティブな気持ちも感じ取ることが出来るらしいです。まずは自分の気持ちを落ち着かせて、焦らずに赤ちゃんを抱っこ紐に入れてみましょう。
II. 抱っこ紐に関係がある理由
1.抱っこ紐、または抱き方が赤ちゃんにとって快適ではない ‐ 抱っこ紐を使用するとき、なるべく自然な素手抱っこに近づけるようにしましょう(位置、快適な密着感)。抱っこ紐が赤ちゃんの足や手に食い込んだり、赤ちゃんにとってきつかったり、または不安定に感じられるほど緩かったりするとき(フィット感がないとき)も赤ちゃんがぐずります。
2.赤ちゃんが手や足を自由に動かせません、または赤ちゃんは頭を自由に動かせることができません。抱っこ紐がきつすぎて(全面的にじゃなくても、部分的にでも起こりえる)、赤ちゃんが自由に動けるスペースがないこともあります。きついところを少し緩くして、正しいフィット感があるように調整しましょう。
3.赤ちゃんは周りを見たがっているけど、周りを除くことができません(視野を防ぐものを取り外すか、または腰抱きやおんぶ)
4.赤ちゃんはまだ抱っこ紐を慣れていません。特に新しい抱っこ紐や抱き方の場合は、大人だけではなく、赤ちゃんにとっても慣れる必要があるといわれています。赤ちゃんの機嫌がいい良き、毎回毎回少しづつ時間を延ばしながら練習しましょう。
5.何を試しても無理でしたら、あともう一つの可能性として残るのは、赤ちゃんは本当にその抱っこ紐が好きじゃないことです。この場合は、他のタイプの抱っこ紐を体験するのは良いです。
抱っこ紐に関してお悩みなどがありましたら、ベビーウェアリングコンサルタントに見てもらうのも選択肢の一つです。コンサルティングの際、コンサルタントは個人の希望に沿って抱っこ紐の調整や抱っこ紐の使い方をアドバイスできます。対面でも、オンラインでも受け付けている方が国内でも多いです。