2000年代にハウス・ミュージックシーンでヒット作を生み出したTim Deluxeが、ジャズ、インド音楽を融合した特異な新バンド【Uniting Of Opposites】を結成!
ティム・デラックス名義で2000年代にハウス・ミュージックのシーンで数々のヒット作を生み出したティム・リッケン。
ティム・デラックスの『Little Ginger Club Kid』は当時売れまくりでした!
ジャケットも懐かしい。。
Tim Deluxe [Feat.] Sam Obernik - It Just Won't Do
近年はクラブ・ミュージックの世界と距離を置き、2014年の『The Radicle』は生演奏を大きくフィーチャーしたバンド・サウンドを軸に、ジャズとブルースからの影響を受けたものとなった。その中にインド音楽の要素を取り入れた「Shanti」という曲があったが、Uniting Of Oppositesはその方向性を発展させた新バンド。
一聴しただけでは、ティム・デラックスとは分からないほどの変化をみせます。
バンドにはクラリネット演奏のアイドリス・ラーマン(スースセイヤーズ、ワイルドフラワー、イル・コンシダード)、ドラマーのエディ・ヒック(ルビー・ラシュトン、アシュレイ・ヘンリー&ザ・リ・アンサンブル)と、近年盛り上がりを見せる南ロンドンのジャズ・シーンにもリンクする面々も参加。
Uniting Of Opposites - Mints
ローズ、シンセの演奏、“ダブロトニクス”と称するエレクトロニクス処理、及びミックス、エンジニアリングでサウンドに貢献するほか、『The Radicle』でも演奏したベーシストのベン・ヘイズルトンもティムの片腕として参加。タイトル曲ではジャズ&フォーク系シンガー・ソングライターのマルチナ・アーノルドもヴォイスでフィーチャー。
アートワークは、『Dazed』誌が「サルバドール・ダリからサン・ラまで全てにインスピレーションを受けた現代のシュルレアリスト」と称した日本人アーティスト、青山ときおが手がけています。
ティム・デラックスのハウスイメージは抜きにして、ジャズとインド音楽、そしてサイケデリック・ロックやクラウト・ロック、ドローンやアンビエント、スペイシー・サウンドが融合したまったく新しいサウンドを聴かせてくれる良盤です!