amazarashi『月曜日』/『月曜日の友達』全力推測
土曜日のリズです。映画『リメンバーミー』でも観に行ってレビューしようかな?と思ったんですが、曜日と関係ない生活なので、土日の映画館は避けました。
そんな私でも〝月曜日〟が来るとソワソワします。学生時代のなごりかな?
と、いう見事なフリでねw 『月曜日』のレビューをすることにします。
いまさらレビューするまでもないくらい、ポピュラーになったamazarashi。最近ではヒロアカのOPやコーヒーのCMにも使われていますね。
私は音楽を狭く浅く聴くので、熱心なファンになることはないのですが。amazarashiは聴く頻度が高いほうです。普通に『東京喰種』のED『季節は次々死んでいく』から聴き始めました。この曲に関しては、すげぇ中二感!!……が第一印象でした。
でも、他の曲を聴いてみたら〝生々しいウダツがあがらない感〟と〝生々しい田舎の描写〟に溢れていて。「あれ? アッチは『東京〜』のために書き下ろしたのかな」と思い始めました(未だ解明せず)。
歌詞に並々ならぬこだわりがあるのは一目瞭然で(公式サイトに殆どの歌詞が載っています)、いわゆる文学系です。PVにデカデカと歌詞が表示される系。
数年前から、親友がカラオケでLyu:Lyuの『文学少年の憂鬱』を毎回必ず歌うようになり、それに対抗?できる文学ソングを探していた私にはもってこいでした。
関係ないけど、カラオケで選曲するとき、自分のまえのひとにジャンルをあわせます? わたし、あわせちゃうタイプなんだよね……。
↑Lyu:Lyu『文学少年の憂鬱』(オフィシャルがあったので転載)
で。amazarashiの〝生々しいウダツがあがらない感〟と〝生々しい田舎の描写〟について。
「郷里から都会に出て、苦労したことがあるんだな」と、勝手に思う。ボーカル・ギター・作詞作曲は秋田ひろむさんという方で、Wikiによると青森市在住ですね。
この方、なかなかお姿が拝めないようで。ライブもスクリーンの映像がメインみたい。なにやら屈折を感じさせてくれます。
今回の『月曜日』では、両〝生々しい感〟は余り感じられなくて、屈折だけを感じます。しっとりとしていて、聴きながら歩いていると何気ない景色にドラマを感じたりします。
思春期特有の中二っぽさもあって、「作品にあわせた書き下ろしかな」と調べてみたら、こちらは的中!『月曜日の友達』という漫画のために作ったようです。配信限定リリースで、特設サイトあり。
わたし、このマンガを読んだことがありません。ジャンプとかばっか読んでるから。
でも、作品のために書かれた曲なら、そっから世界観は感じ取れるハズだ。
……ということで。歌詞からマンガのストーリーを全力推測したいと思います。
(歌詞をまんま載せると問題なのでボカして説明します)
↑公式サイトかYouTubeからしか観られない模様。リンクで飛んでください。コレ観たら概ね作風が解るんだけどね。聴きながら私の推測と答え合わせをしてもらえたら。
- まず、主人公は『明確に区分されて』います。一見して普通の人間ではないようです。
- そのあと『渡り廊下で鳩の死骸を発見』します。なんらかのスタンド攻撃を受けたようです。
- 『芥川』が登場。あぁ〜 例の〝文豪の異能力〟かな?
- 『右向け右のときに左を見る』……これも攻撃によるところ。トーキング・ヘッドというスタンドの〝正反対のことしか言えなくなる〟という能力に似ています。
- サビに飛んで『僕たちは地球外の生命体かも』という〝気づき〟があり、人類に対して疎外感を抱き始めます。サイヤ人かもしれません。
- 2番Aメロ『ソフトクリームが溶けた』〝熱を操る能力〟が付加されたね。
- 2番サビ『満月を真っ二つ』……亀仙人は月を破壊しましたから。同等の戦力です。
- 『僕たちは超能力者かもしれない』そのとおりです。
- 『普通や当たり前になれない』あたりまえです。
- 『月曜日を蹴飛ばしたら大気圏で焼け落ちた』 曜日という概念すら破壊……地球規模の射程距離を誇る究極の精神攻撃です。リミッター振り切った。
結論。『月曜日の友達』は、たぶん異能力バトル作品。
これから読んでみて、「やっぱりね」と頷く予定。