『考える』ことを改めて考えさせられた本。
今の世の中なんでもネットで検索すればいろんな事が知れる便利な時代になりました。
1番売れてるものって何?
〇〇までの行き方は?
上手い手紙の書き方は?
などなど何でも思いついた事や知りたいことをパッと検索出来るので知りたいことに無駄なくシンプルに早くたどりつけます。
だから考えなくても答え(知りたいこと)に行き着くので考えることが少なくなりつつあるように思います。
だからなのか、例えば『1番売れてるスタイリング剤を調べといて』って感じにお願いしたら
調べましたといって『はい、1番売れてるのはこれです』って感じに伝えてくれるのですが
調べて答えがわかってはい終了ってそこで終わってしまって
なぜその商品が1番売れてるのか?どんな特徴があってどの世代にウケているのか?など
いろんな事が考えられそうなんですが、答えを見つけた瞬間にそれ以上を考えなくなるんですね。
これが今の考えなくなる原因かと思います。
こうやって何でもかんでもわかるっていいようで実は考える力を低下させてしまってるかもしれません。
そんな風に思ってる時に何気に見つけて手に取った本。
『考える訓練』
平たく言えば『考える』について考えさせられる本です。
よく自分で考えたと思ってることってどこまで考えられてるのでしょうか?
考えたものに対して、何でそう考えたの?と聞かれた時にちゃんと自分がどうやってその考えに至ったか説明できますか?
ただ何となく。
理由はないけど考えました。
自分でまず説明出来ない時点で考えれてないという事です。
僕ももともと本能型タイプなので
とにかくやってみる。
何となくやってみる。
何でそうしたの?と言われても
なんとなく良いと思ったからみたいな、、、(笑)
この時は完全に考えて無かったですね。
そして、自分では考えてるつもりという恐ろしい状態(笑)
この本で言う『考える』とは
『自分の頭で考える』こと
そして考えたことを論理的にまとめて
『ひとりよがりではなく他人が理解できる』ように説明できることが大切です。
考えるとは誰のためか?
もちろん自分の為にもなると思いますが
自分以外の相手のためにもなるのです。
自分の説明を聞く相手がわかりやすく納得できるよう考える訓練が必要なのです。
最近は新聞を買うようになって経済の事を勉強しながら考えを巡らせて
自分なりにああではないか?こうではないか?と予想しながら読んでいます。
もちろん難しくて分からないことも多いですが、分からないから読むの辞めるじゃなく
少しずつでも読んで考えていくことが大切なんだと思ってます。
昔は漫画の字しか読まなかった自分が新聞を好きになって読むようになるとは思いませんでした(笑)
やっぱりわかり出して自分の頭で考えていろんな風に考えが膨らんでくるのが楽しいんですよね。
この本はどんな方にとってもいい本だと思うので興味あれば読んでみて下さいね。
今回は長いブログになってしまいましたが最後まで読んで頂いてありがとうございます。
では、また訓練楽しみながら頑張ります(^ ^)