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やよいの日々

南天

2023.01.18 23:26

駅前公園の南天の実が、疎らになっているのが気になりました。きっと小鳥が啄んだのでしょう。

「 赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた」

我が家の「君待ち蜜柑」も、この数日で見事に啄まれています。去年はつがいだった椋鳥が、今年は一羽で来ているようです。

南天は、難を転じるの語呂合わせから庭木として好まれ、江戸時代には多くの品種が作り出されました。実や葉にナンジニンと言う成分を含み、殺菌効果や咳止めに用いられたそうです。

 億年のなかの今生実南天     森  澄雄

 実南天紅葉もして真紅なり    鈴木 花蓑