Eat the Rainbow (虹を食べる)意味
初めまして☆
ヴィーガン生活コンサルタントの松浦です。
長年健康おたくをやっておりますが、このテーマでブログを開設するのは初めての試みで
何というタイトルにしようかと悩みました。
結局、私の大好きな健康フレーズであるEat the Rainbow (虹を食べる)
に決定したわけですが、どういう意味か皆さん想像つきますか?
そう、これは
お母さんが食事中子供達に言い聞かせるようなセリフの一つで
虹みたいにいろんな色の果物や野菜を偏りなく食べようね。
と言う意味です。
あーんと口を開けて雪や雨を食べるみたいに虹を食べる訳ではありませんw
こんな感じです。
なぜ色とりどりの植物を食べることが健康に良いかと言うと、
実は果物や野菜の持つ色は、
植物が細菌、害虫、太陽からの有害な光線およびその他の脅威から自分を保護する為の
天然の化学物質である栄養素に関連しており、特定の栄養素を判断しやすくしてくれるのです。
植物がしばしばそれらの中に見出される様々な植物栄養素(ファイトケミカル)から色を引き出し、その植物に含まれる栄養を私たちが見ることができるようになります。
さて、食物の色から分かる特定のビタミンとはどのような感じでしょう。
例えば、ビタミンC、Aなら黄色やオレンジ色の果物や野菜(例えば、柑橘類、ウリ科のかぼちゃなど)に豊富に含まれます。
ビタミンK、B、Eは、果物や野菜(ケール、ホウレンソウ、アスパラガス、アボカド)に。
そして紫色の植物(赤キャベツ、ブドウ)は、ビタミンCおよびKが高いことがわかります。
と言うことで、 これらが「Eat the Rainbow=虹を食べる」の意味です。
色とりどりのものを食生活に加えることは、多くのビタミンとミネラルを得る最も簡単な方法ですね。大きな器いっぱいのサラダやフルーツサラダを作る機会にはぜひ思い出してみてください。
ただし、健康と栄養について考える時ここで忘れてはならない事があります。
ビタミンやミネラルだけに焦点を絞ってしまうのは危険でもあります。
それは、栄養主義(ニュートリショニズム)へと繋がる恐れがあるためです。
食べ物の個々の栄養素に囚われると栄養素や抗酸化物質が消化吸収される際の
相互作用が及ぼす人体への影響についての考察に欠けたり、
全ビタミンやミネラルを得ようとしてサプリメントばかり撮る食生活となるかもしれません。
生鮮食品と加工食品の質を軽視すべきではありませんよね。
栄養主義については詳しくはリンクの記事をご参考にされてください。
それと、ビタミンやミネラルを含む色とりどりの野菜と果物だけでは
ヴィーガンの栄養源としてはまだバランスに欠けるので、
本来動物性食品から摂れる栄養の代わりをそこに補う必要もあります。
また意識するべきバランスの全体図については別記事をお読みください
野菜や果物にはほとんど含まれないビタミンDについても別記事でお知らせしますね。
植物由来ではないといえども必須な栄養素ビタミンB12についても
(後日投稿次第リンクさせます)。
まとめ。
Eat the Rainbow=虹を食べると言う考えは
新鮮な野菜や果物をビタミンバランスよく取る為の目安にはなるが、
個体の栄養価と吸収時の相互作用も意識すべき。
野菜や果物からは十分に得られない重要な栄養(ある種の脂肪酸やビタミン、ミネラル)もあるので全体のバランスは野菜や果物のバランスとは別に考慮すべき。
参考文献:
https://lifehacker.com/what-it-means-to-eat-the-rainbow-1594799068