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【ただ思ったこと】琥珀の星の真ん中で

金縛りに遭いすぎて気が狂い始めた者

2023.01.19 09:10

金縛りに初めて遭ったのは高校生のとき。

蒸し暑い夜、自室の窓を開けて寝ていたら、目が覚めると体が動かず、窓から人の気配生ぬるい風が入ってきた。

初めての霊的な体験だったのですごく怖かったし、得体のしれない「人の気配」が立ち去ってくれるまで、かなり長く感じた。

だけど金縛りはそれっきり起こらなかったし、その体験もすっかり忘れていた。

・・・はずなんですが。

30歳くらいから、急に金縛り体質になりました。

何度も体験して金縛りマスターとなった今、自分の金縛りには一定のパターンがあることがわかってきたので、同志の方(いる?)に向けてちょっと紹介してみたいと思います。


レベル1:単なる幻聴パターン


ウトウトしている時や入眠時に人の声が聞こえる。人の会話を客観的に聞いてるだけのこともあれば、誰かが話しかけてくることもある。このパターンは厳密には金縛りではなく、半睡眠・半覚醒の状態で、幻聴のみなので、体は動かすことができるのが特徴。

会社の昼休み、デスクにうつぶせになって目を閉じたら…

疲れ切った帰りの通勤電車で目を閉じたら…

どこからか、人の声が聞こえてきます。ちなみになぜかおばちゃんの声が多い。


レベル2:夢見パターン


夢の中で金縛りに遭い、目が覚めると現実でも金縛りになっている、二重縛りパターン。最近なぜかよくある。


レベル3:霊的パターン


金縛り中に、人の気配や、耳元で叫び声が聞こえるという、恐怖系の演出を伴うパターン。その、「人っぽい何か」は、真っ黒な影だったり、金切り声で悲鳴をあげたりと、なかなか邪悪な感じ。幻覚とわかっていてもそれなりに怖いので、個人的に一番イヤなパターン。


レベル4:脳内乗っ取りパターン


金縛りと共に、脳に直接、映像や音を流されてしまう無駄にハイレベルなパターン。視覚や聴覚を超越して強制的に脳内を操作されてしまうので、一番疲れるのがこれ。

ある時は、脳内に巨大な放送休止画面を映し出し、爆音のテクノ音楽を流してくる。「こんな深夜にこんな大画面で爆音出して大丈夫?」と一瞬、近所迷惑が気になるものの、もちろん他人が感知できることはない。

このパターンの最大の難点が、脳内がチカチカ眩しく音もうるさいのに、いくら「もうやめてくれ~!」と抵抗しても解除して起きられたことはなく、そのまま無理やり寝て夢に移行する以外に解決策がないところ。(もしくは、まだまだ修行が足りなくて解除できないのか…。)


ここまで来ると、


「アンタ何言ってるの?頭、大丈夫?」って思いますよね。

私もそう思う。

こんなことを続けていたら、そのうち頭が変になっちゃうんじゃないかって、ちょっと怖いです。


というか、そのうちじゃなくて、もしかしたら、もう始まってるのかも…。