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秋門詠春拳術道

詠春拳と拑羊馬

2023.01.21 01:23

詠春拳の一字開馬

二字拑羊馬など広東系南派少林拳の修行開始時に於ける最重要技法である。一字開馬は詠春拳独自のものではなく、洪拳とも共通し、実際に二字拑羊馬は両拳に存在する。

二字拑羊馬の他に八字拑羊馬、四字拑羊馬、逆八字拑羊馬などがある。

詠春拳と拑羊馬

中国の伝統的な武術は、次のステップを非常に重要視しています。足腰の安定した基盤を強化することに加えて、足の関節周りを強化することでステップで攻撃から回避したり また攻撃や強い発勁力が発揮できます。 

初心者は最初から「一字開馬」を練習する必要があります。ほとんどの練習方法は、足を開くこと、膝をわずかに湾曲させること、および腰を真っ直ぐにすることです。

詠春拳は長い期間 一字開馬を練習することが重要です。 半年以上の間、最初は小念頭(アイデア)のシステムを学び実践は足腰の連動システムを学びます。

さまざまな種類の武道には、洪拳の平馬、詠春拳には拑羊馬などの武道の基本的なステップなど、独自の馬足腰強化のシステムがあります。  

拑羊馬のステップの目標は、強い足腰を保ち、動作上において発揮することです。  

方氏詠春拳の独特の拳理は中心に向かって打ち、肘打ちも行います。

詠春拳は不動の立ち方を学びますので移動しながらでも良好な体幹構造に支えられています。

膝はわずかに曲げ身体全体の重心を下げる事により下肢が衝撃力を吸収し足裏に伝達されます。

 二字拑羊馬の構造

両足は肩幅くらい離れており、両足の膝はわずかに湾曲しており、二字拑羊馬の幅は肩幅に等しく、両足は前側で、両膝は内側に向いています。

膝は膝をやや内側に曲げた状態になり腰を下げすぎない様にします。