個人で貸借対照表を作るべき??意味をFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回は個人で貸借対照表を作るべきか解説していこうと思います。
個人で貸借対照表??っていうと「私、フリーランスや個人事業主ではないし」と思われる方も多いかもしれませんが、こちらに関してはお金の見える化を実現できるという点で貸借対照表を作るべきとのお話です。
貸借対照表とは
貸借対照表は財務や経理関係のお仕事の人であればわかる人も多いかもしれませんが、貸借対照表はお金の流れがわかるツールで、企業の資産状況がわかると言われています。
高校の商業簿記や経済・経営学系の大学・MBAなどの大学院で出てくる内容ですが、これを個人の家計にも応用可能なのかというと、結論から述べますと可能です。
可能な理由は今から説明していきます。
個人に貸借対照表を応用することが可能な理由
個人に貸借対照表を応用することが可能な理由としては、お金の流れを見える化することができることやどのくらい貯金や投資に回すことができるのかを把握することが可能であるからです。
貸借対照表は資産と負債と純資産に分けられますが、家庭に関して資産は主に現金や家を持っているのであれば持ち家、自動車を持っていれば自動車や生命保険などが資産になります。
負債に関しては持ち家を持っていた場合の住宅ローン、自動車を持っていればマイカーローンその他借り入れなどが該当します。
資産⁻負債をすることで純資産の金額が求められ、資産と負債・純資産の負債が一致するようになります。
なので、純資産の金額は資産から負債を差し引いた金額を書いておくと良く、これから資産運用を考えているのであれば余剰資金を把握しておくことが1つですので、その余剰資金を把握するのとキャッシュフローを把握することで、どのくらいかが把握可能です。
資産運用をする以外でも、車をローンで購入する時であれば、余剰資金があればそれを返済に回すことが可能であるためどのくらい借りればいいのかも把握が可能です。