『おもろ』ってどういう感覚???わたしの見え方が変わった瞬間 (前編)
前回のブログに出てきた『おもろ』について今日はお伝えしていきたいと思います。
娘ちゃんと息子くんとのやりとりでよく楽しそうに会話する中で耳にするむすめちゃんの「おもろ」
「●●(息子くん)は、英語の1Pノートそんな感じで書いてるんだ~おもろ」
「●●(娘ちゃん)は、どんな感じ?見せて。」
「こんなかんじ。」
「へーー。文字で埋め尽くす作戦だ。」
最初は、気になっていたその言葉「おもろ」
人を馬鹿にしているのでは?茶化しているのでは?と感じてしまい、なんだか正したくなってしまう言葉でした。
そんなときにふと目に入ってきた
ヨシタケシンスケさんの『みえるとかみえないとか』という絵本。
読んだことありますか?
わたしの講座でも一部を抜粋して紹介していることがあります。
おなじところをさがしながら ちがうところをおたがいにおもしろがればいいんだね。
そんなメッセージが最後に残されていました。
そしてヨシタケさんは
「相手を思いやる」ではなく、「あ、そっちはそうなってるんだ、おもしろーい。」という
単純なノリを伝えることを表現したとのこと。
面白ければいいってもんじゃない、でも面白がらないわけにはいかない。
それが「面白がる」ということの奥深さでもあり、むずかしさだと伝えてくれています。
子育てが楽しくなるママカフェでは、
人間関係を築く力を中心とした子どもの自立を育む子ども向けスクール
【ママカフェプレキッズ】【ママカフェキッズ】【ママカフェティーンズ】があります。
そこで伝えていることの1つ。
ひとはみなちがう。みんなちがってみんないい。
そこにいい悪いはなくて、ただ違いがある。
そしてその違いをフラットに「へ~」って興味関心もてる居場所ママカフェプレキッズ・キッズ・ティーンズ。
誰かを批判したり否定するのではなくて、
同じところも探しながら、違いを楽しんでいます。
わたしも娘ちゃんも息子くんも、ママカフェキッズ1回目からずっと参加。
娘ちゃんが年長さんのときからずっとなので約11年!!!
小さい時からこの考えに触れ、体感し続けている娘ちゃんと息子くん。
だから「ちがいをおもしろがる」ことが
2人にとっては当たり前のことなのかもしれない。
小さいときにこの感覚をもつ環境に身を置くのと置かないのとでは違いがあります。
心の底に根付く「思いやりの心」が違ってくるのではないかと感じました。
ただそうは言っても・・・
子どもにとって面白がるということが、
人を馬鹿にすることや茶化すことにつながってしまうこともあります。
そこでこどもたちのやりとりで、これは人を馬鹿にするになっていないのか?
心配になったわたしはこどもたちにこんなことを聞いてみました。
どんなことを聞いてみたでしょうか?