アトリカデモカー ジムニー パワーチェック フルコン
デモ車パワーチェック
ウチの社長のマイカー兼デモ車にもなってるJA11ジムニーのパワーチェックです。
こちらの車両にもフルコンLINK投入ですが、機種は最もリーズナブルなAtomG4X使用です。
もちろんクロカンやロッククローリングでも遊ぶのでアトリカ低速制御システムも抜かりなく。
ノーマルでの計測では補正無しで47馬力 トルク7.7キロでした。
コンピュータ以外ではマフラーだけは一応交換したのとエアークリーナーは弊社に入庫した時に変わっていましたが、エンジン本体はノーマルで…しかもエンジンかなりくたびれてます( ̄▽ ̄;)
それでも頑張ってセッティングした結果コンピュータだけで63馬力 トルクで10.9キロまで上がりました。
ここに駆動ロスを加味すると約80馬力位でしょうか。
本当なら変えたいところのインジェクターまでノーマルなので高回転での大幅馬力アップは望めませんが、今回は実用域のトルクを重視しているのでとりあえずハード面はそのままです。
グラフを見ていただくと2000回転台から大幅にトルクが立ち上がって3000回転で既にトルク10キロを発揮するのがお分かりいただけるかと思います。
実用域で特に使用するであろう3,000回転台から5000回転まで特に力を入れているので非常に乗りやすいフィーリングになっていると思います。
この車両は白ナンバー公認車で255/85 R16サイズのタイヤを装着しています。
このサイズのタイヤを使用した事がある方ならお分かりいただけるかと思いますが、ノーマルではタイヤの重さや外径にエンジンパワーが負けてしまいとてもキビキビとした走りは望めません。
ジムニーとはいえオフロードよりオンロードの走行時間の方が長い方が大半だと思いますが、この街乗りがちょっとストレスに感じている方もいらっしゃるでしょうか。
しかしこの仕様のエンジン特性ならばノーマルタイヤを履いているかの様なフィーリングで走る事が出来ます。
高速道路でもこのサイズのタイヤで100キロ巡航を余裕でこなしますし、気付くとアクセル床に着きっぱなしなんて事は有りません。
最近120キロ制限になった高速道路区間でも流れに乗った走行が可能なので、貨物登録ジムニーであってもトラックに混じって登坂車線に寄っている必要は有りません。
なにやら最近はフルコンジムニーと言うとオフロードでのアイドリング回転以下でのトルク制御を注目していただけている様な気もしますが、そちらは付加価値として、まずは大径タイヤ装着ジムニーでも快適に走りたいが為のフルコンジムニーというのもお忘れなき様よろしくお願いしたいと思います。