ただ短いだけじゃない!「スッキリさせたい!」そんな時はどんなスタイルにするのが良いのか!?!?
函館のボブの人、ハラです
ショート、ボブにまつわる疑問や不安
前回は『一番良い長さ』について、お客様との会話から自分の考えを書いてみたのですが
今回は『スッキリ感』についてです
スタイルを決める為にお話しさせていただいてる中で出てくる「スッキリ目で」「スッキリさせたい」
又は、カット後の「あ〜スッキリした」など、良く耳にするワード『スッキリ』
どこがどうなってスッキリしたいのか!?やみくもに量を減らし、短くし、ただただ物理的に得られるスッキリ感はデザインと言えないと考えます
スッキリ感を得られるデザイン
コレについての自分の考えとご提案をまとめてみました
スッキリポイントの探し方
やみくもに切りぁーいー訳ではないですよね、前髪をちょこっと切っただけで「あースッキリしたっ!!」っと言っていただけることも多いです
髪の全体像の中から特に気になっているポイントを探ります、そこが絶対的にスッキリさせなければならないポイントです
「今日はどうしましょう?」っと問いかけた時に、『一番最初に答えが返って来た場所』コレがまず気になるポイントになります、前髪、襟足、横の長さ、ボリューム、このあたりのキーワードのどれが最初に出てくるかでスッキリデザインのポイントを決めます
又は『良く触る所』、人は気になる場所を良く触ります、そんな動作も見逃しません
そこをメインに他の場所の、長さなのか、軽さなのかを考えながらバランスをとりながらデザインして行きます
意外とわからないスッキリの理由
スマホやスタイルブックの写真と今の自分を見比べて、「どっちが長いですか?」などの質問も来るくらい自分の長さや軽さってお客様はわからないものです
「コレくらいスッキリさせたい」のどこを指してスッキリと言っているかを見極めるのが重要
また、ここでもやはり『短めスタイルの慣れ具合』も重要ですし、担当する美容師さんの短めスタイルの慣れ具合にも左右されます
短いスタイルばかり切っている自分は、短い事に抵抗がない分『躊躇無く』短くして行くので驚かれることもしばしば。。。なので、初めての方などは気持ち長めに切らせていただくことが多いです
(慣れたら何処もでも攻めれますよっ!)
この方も、見せていただいたスタイルより若干長めにさせていただき、その分気になさっていた前髪を短めにしてスッキリ感を出させてもらいました
闇雲に短く、闇雲に軽く、闇雲に薄く。。。では決して出来ない
残すところ、活かすところ、しっかり短くするところ、薄くするところ
バランスをとってメリハリを効かせる
それがスッキリ感が得られる良いデザインと考えております
良きショートライフを