ちょっと違う視点から感想を頂きました。
勉強会で自分の身体を再認識しました。
というメッセージを頂きました。
「つもり」と実際には違いがあるということに気づいてもらえたみたいです。
どれぐらいの感覚のズレがあるのか試してみましたというメッセージでした。
壁際に立って、手を横に伸ばして示した位置が実際の位置と大きなズレがあって驚いたみたいです。
これとよく似た方法を芸人の武井壮さんもテレビでやっていました。
鏡の前で両手を伸ばして位置を確認すると右手と左手の高さが違う。
自分では左右同じだと思っていても実際には高さが違うということです。
彼が野球の練習をしていて思い通りに動かせてないんじゃないかと気づき自分の思ったところに身体を動かせるかどうかを訓練したそうです。
素晴らしい気づきですよね。
感覚ってもの凄く大事だと思いますが、感覚はかなり曖昧です。
これを正しくさせると自分の身体を自由自在にコントロールすることができます。
ところがそう簡単ではありません。
自分のやっていることをビデオで撮って観察すると全然思い通りには動いてないというのがよくわかります。
これはホントに良い練習方法ですね。
ズレていたら思い通りには動かせてないはずですよね。
また正座をした時の上半身の感覚と立った時の上半身の感覚の違いもわかってもらえたみたいです。
下半身がしっかりすると上半身には力が入りようがないんです。
上半身に余分な力を使ったことで腰を傷めて当たり前だとも思ったと気づいてくれました。
まずは認識する。
これが大事なんです。
認識しないものは治せない。
本人が認識しようと思わないものは治せないのです。
色眼鏡と言いますが、誰しも色眼鏡があります。
人は見たいと思うものしか見ない。
だからいくら教えても認識しようとはしません。
でも認識してもらえるまで待つ。
これがとても大事なことです。
勉強会を通して本当にそういうことを教えてもらえました。
どれだけあがいても駄目なものは駄目で、あがかなくても良いものは良い。
でも認識しようとする意識だけはもっていないと認識できません。
認識できないと思ったようにはできません。
たったこれだけのことなんですが、私達は自分のフィルターを通して認識したいものだけを認識しているので、それを打ち破る勇気と集中力がなかなか培われません。
つまり自分のフィルターが物事をうまくできなくさせているのだというのがよくわかります。
勉強会で自分の身体の動きや不正確さに気づいてもらえてホントに良かったと思います。
一人でも自分の身体に注意を向けてもらえる人が増えたら勉強会をやっていてホントに意味があると思っています。
それは人生においてお金や物には変えられない事です。
また次回もご参加お待ち致しております。