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【体験食育】なぜダイズを育てる体験食育を始めようと思ったのか?

2019.06.10 16:58


こんにちは。食育料理人・講師kyokoです♪

Shokuiku.K-styleあおの教室では、大豆の種まきから収穫した大豆での味噌づくりまでを一年のサイクルとして、「大豆を育てるぞ!!」体験食育を実施しています。

どのようなことをしているのかご紹介してみたいと思います。


 今回は、5月6月に実施する「種まき」編


まず、なぜダイズを育てる体験食育を始めようと思ったのか?


日本では縄文時代からダイズの栽培が行われてきました。約5000年以上も前のことです。日本に自生しているツルマメが祖先です。

そしてこのダイズを食糧として古から利用してきたのは日本人だけ。


シナから教えてもらったものではありませんよ♪

今では、シナや朝鮮半島のものとは形状が違うということが考古学の研究で明らかになっているのですから。


さて、ダイズといえば、枝豆・もやし。そして、味噌・醤油・納豆などの発酵食品から、豆腐・厚揚げ・きなこなどの加工食品。そしてダイズ油や食品添加物、家畜や魚の飼料としてまで幅広く利用されている穀物です。


しかし、残念なことに経済のグローバル化により安い海外のダイズが輸入され、輸入ダイズより高い国産ダイズの生産は戦後どんどんと低くなっていきました。そして現在では、少し増えてはいるもの国産ダイズの自給率は7%程度に落ち込んでしまいました。


米を食べる日本人にとって栄養面でも米との相性の良いダイズは、私たちの食事になくてはならないものです

長い年月をかけて、安心して食べることができる植物であるダイズですが、今は輸入ダイズのほとんどは遺伝子組み換えダイズなのです。

遺伝子組み換え農作物の大きな問題は、私たちの健康にどのような影響を及ぼすか未知な存在であるということ。危険か安全かもわからないのです。

日本人が大切に育て命を育んできたダイズは、世界で育てられる多くのダイズが残念ながら安心して食べることができない植物となってしまいました。


安心できないのであれば、自分たちで納得のできるものを作ろう!!!!


幸いにも奈良にはkyokoのご先祖様が残してくれた畑がありました。

その畑で、まず手始めにダイズを育て、そのダイズで味噌をみんなで作ればいい!!ということに気づいたのです。

古来から受け継がれてきた「味噌づくり」という日本の食文化にそのヒントがありました!!


そして、多くの人に「自分たちの食べるものは自分たちで守り育てる」ということを体験し、実践してもらえる場として役立てたいという思いから、このダイズを育てる体験食育は始まったのです。


つづく