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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

美容師はデザインでお客様を『待つ』or『呼ぶ』どっち??

2018.04.23 00:01

ども、サロンマーケターの岩田です。



今回たまにはデザインについて、ちょっと僕の考え書いてみようと思います。


美容室って、そのお店のコンセプトやターゲットがありますよね。




そのターゲットとするお客様へ、デザインで集客できてる美容室ってほんの一握り...




『このデザインは◯◯サロンっぽい』

って明確にブランディングできたら、すごく素敵ですよね。





例えばOCEAN TOKYO(オーシャントーキョー)なんかは、



誰もが明確に『オーシャンっぽい』と認識できるくらい、ブランドがあります。

公式HPより



やはりこの人たちは、強烈に発信したいデザインを、強烈に練習しまくって発信をしているんだと思いますが




例えばこのヘアスタイルって、他の美容院では発信できないものなのでしょうか...??




ウチにはオシャレなお客様少ないから〜



ウチには年配のお客様が多いから〜



だから流行りのスタイルはやらなくても大丈夫なんです。





これって大丈夫なんでしょうか???







■そのヘアスタイルデザインは『発信しない』のか『発信できない』のか




例えばOCEAN TOKYO(オーシャントーキョー)が発信するようなヘアスタイルをする人は、うちのお店には来ないよねー、と言う場合。





オーシャンのヘアスタイルをそもそもメニューに置いてないからお客様が来ないのであって、実は



お客様は『来ない』のではなく『呼べてない』のでは???



これは田舎だろうが都会だろうが、(絶対数は違えど)ほとんど関係ありません。




ハイライト、バレイヤージュ、グレージュをやってみたい!というお客様は、お店にどれだけいますか??




『来ないからやれないのではなく、やれないから来ない』



これではいつまで経ってもデザインの追求ができないし、



こんなカラーをしたいオシャレな美容師さんはどんどん他所へ行き、衰退するしかありません。





お客様は『欲しいものが売ってるお店』に行きたいし、

美容師は『売りたいものが売ってるお店』に行きたいのです。







■世間のニーズを作り出す発信力





発信できない美容師は、

『なにか買いに来た人』に商品を売ります。


発信する美容師は、

『オススメ商品を買いに来た人』に商品を売ります。




【お客様と一緒に〝なりたい〟を創ります】というプロフィールの美容師さんをよく見ます。




僕はこんなプロフィールはダメだと思ってます。




例えばこれが飲食店だったらどうでしょう。




うちは『麺屋』です。
来て頂いてから、一緒に美味しいうどんか蕎麦かラーメンかを決めましょう。







嫌です。



ラーメン食べたいので、

ラーメン屋に行きます。









こーなりますよね。







これが良かったのは〝商品の情報が乏しかった時代〟に通用する話。



『どこに何が売ってるのか』がネットで探せる今の時代〟に合わせるためには、



お客様を『待つ』のではなく、お客様を『呼ぶ』事をした方が、



きっとこれからの美容室が繁栄するんだと僕は思ってます。









■放っておいても勝手に来てしまうお客様の弊害



NYNYのようなある程度名前の通ったチェーン店は、



ブランドネームである程度の数の〝お客様が来てしまいます〟。



それがゆえに、自分のデザイン発信で集客するという感覚が薄い傾向があります



デザインを楽しんで発信できる美容師さんなら良いですが、



なかなか発信が苦手な人の方が多いのも事実です。



会社がお客様を呼ぶ力は強い、けど個人がお客様を呼ぶ力も強い。



どちらもバランス良くやっていきたいのが、僕の考えではありますね。



なんにせよ、美容師とお客様が幸せなればそれでよし!



稼げる美容師に必須なスキルは、これからもどんどん提案していこうと思います。