ルピナス会員コラム
会員Kさんに息子さんの趣味に関して書いていただきました。
ありがとうございました。コラム担当スタッフ内島は、趣味って大事だなと改めて思いました。
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現在19歳の息子は、中学1年生の時から本田秀夫先生が代表をされているネスト・ジャパンの「鉄友会」に参加しています。たった2人から始まったこの会は今では3つのグループに分かれて活動するほど大きくなっています。
「中央線特急のE351系が3月に定期運用を終え、4月に団体列車でラストランしますよ。 これって、大宮の鉄道博物館で保存されますかね?」 「都営新宿線の10-000形が2月に引退しました。私はラストラン当日に乗りに行きました。」 「都営三田線と新宿線の英語放送がクリステル・チアリさんから別の人に変わりました。」
「鉄友会」では、このようなマニアックな会話が毎回飛び交っています。月1回の集まりでは、「私の鉄道自慢」と題して1人ずつスピーチをします。このスピーチのネタを探すために列車に乗りに出かけたり鉄道会社のイベントに出かけたりとみんなかなり力を入れています。
人前で話をすることが苦手だったお子さんが堂々とスピーチできるようになったり、小さかったお子さんがいつの間にか声変わりをして、見上げるような背丈になっていたりと保護者としてもほかのお子さんの成長が見られるうれしい機会となっています。
1年に2回ほど会員のみんなで行き先を話し合い、関東近郊へ日帰り旅行をしています。この旅行は基本的に観光はせず、ただ列車に乗るだけが目的の旅です。子供たちはみな楽しそうに鉄道の話題で盛り上がり、写真撮影などをして充実した1日を過ごしています。 学校内では友達といえるような仲間がいない息子ですが、「鉄友会」では同じレベルで趣味の会話ができる仲間がいて生き生きと楽しそうな表情をしています。
引きこもりがちだったお子さんが「鉄友会」に参加することがきっかけとなり、外出ができるようになったと喜ばれている方もいます。
熱中できるような趣味を持つことで、学生生活や社会に出てからも充実した日々を過ごすことができると思います。
小さい頃は電車に乗りに行くのに私も付き合わなくてはならず大変でしたが、今では息子も1人でかなり遠くまで出かけられるようになりました。楽になった反面、もう付き合わなくていいのかと思うと少し寂しい気もしますが、これからも陰ながら息子を見守り、応援していきたいと思っています。
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コラム担当スタッフ内島の長男も昔は電車が大好きで、一緒に乗りに行かされたものでした。懐かしく思い出します。うちの長男の現在の趣味は食べ歩きだったり、絵を描くことだったりです。
私の趣味は、読書、ドラマ鑑賞、手芸くらい。内に篭る趣味ばかりなので、もう少し発散できるような趣味がほしいなあと考えているところです。
みなさんはどんな趣味をお持ちでしょうか?