No.20 ファーストシリーズ ビクティニ
【全国図鑑No.0494】【タイプ:ほのお・エスパー】
イッシュ地方の幻のポケモン。
無限のエネルギーを生み出すことができ、それを他者に分け与えることもできる。
映画「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」および
「ビクティニと白き英雄 レシラム」両作共通の主役ポケモン。
「ピカチュウ、これなんのカギ?」にもゲスト出演。
現在は東北復興支援活動「Pokémon With You」での登場が主であろうか。
発売日:2011年7月16日
価格:571円(税抜き)※税5%込みで600円
※セブン・イレブン ポケモンフェアVer.も存在、そちらは650円(税抜き)
シール数:8枚
元記事:「タガネのポケプラジャーニー2017」Report17
「勝利」のポケモン、ビクティニ。イッシュ地方の幻のポケモンだ。イッシュ図鑑では全てのポケモンの最初、No.000に位置する。
触れるもの全てに、自らの持つパワーを分け与えることができる。「元気にする」ポケモンとも言えるね。
主に見かけるイッシュ地方では「勝利を呼ぶ」と言われ、そのパワーを攻撃に転用した強力な技も併せ持つ。
小さいながらも侮れない存在で・・・何より、可愛らしいね。
ポケプラ第三シリーズ・「ファーストシリーズ」、ピカチュウと同時発売されたのはビクティニでした。
その年の映画主役ポケモンをファーストシリーズで立体化する傾向は翌年のケルディオにも引き継がれますが・・・その前に白英雄・黒英雄セットでも立体化され、ビクティニのポケプラは都合3個存在することになります。
箱裏(「XY」箱まで)。横はゾロアークセット・セット箱を除いた全ポケプララインナップ。
シール。目や耳など、そこそこかな。ファーストシリーズは全て紙シール。
ファーストシリーズは、「プラモデル」をもっと身近なものにしたいという当時の思いの表れでもありました。どこまで成功したのかは現在では解りません。壮絶に失敗した可能性すらありますが・・・ファーストピカチュウのその後の再販(とクイック!!立ち上がり)を見る限りそうではないとは思っています。
むしろ後年の再展開後・・・クイック!!ミュウ登場前後あたりが本番とも。この時点で既に3個登場していたピカチュウと比べ、その特別感から並べやすかったようです。
耳の組み立て。左右が同じようで違います。
完成前後。
立ち姿はシンプル。指は左手Vサインで固定。
ポケプラアクション:首を振ると可愛くポーズをよるよ!
首回転で腕部分が上下するのですが・・・なかなかわかりにくいアクションです。組み方によっては発動しない場合もあります。
とはいえ、頭が大きいせいではありません。尻尾の羽根は可動。
白英雄、黒英雄のビクティニと。おまけサイズとファーストシリーズの同時展開はピカチュウと一緒でした。
箱・再販など
通常販売の箱は「ベストウイッシュ」、「XY」、汎用、新アニポケ。
BW箱初期バージョンは映画ロゴ入りだったはず。「XY」での最終生産は2015年9月。一時休止前の最後の生産回です。
サトシは当然のように「XY」仕様に変更。
2019年初夏には本再販を前にヨドバシなどで「XY」在庫がまさかの復活。
その後同年7月に汎用ロゴで再生産。伝説のポケモン達と共に再び販売されることとなりました。
パッケージのサトシはこれ以降削除されます(右、新アニポケ箱)。
なお、ファースト特有であったカラー下箱表記も削除され、側面の「はこの後ろも見てみよう!」が全く意味のないものに。
これについては完全にミスでしょうが・・・やっぱりミスだったようで、
新アニポケ箱(2019年11月以降生産分)ではレイアウトを変更することで修正されました(左)。
新アニポケでの再販は意外と多く、2019年11月、2020年8月、10月(これ以外の同月再販予定組は全て11月にスライドかキャンセル)。
他、セブン・イレブンポケモンフェア用の特別バージョンが存在します(3枚上の写真右)が、前年のゾロアークセットと違いキット仕様には違いがないうえに値段が上がっています。アンケートはがきもそのまま使用。
映画「ビクティニと~」2作の舞台・アイントオークを模した専用バックボードが付属します。裏面はバックボードの不良品交換のお知らせになっています。
左は「XY」箱、右は「ベストウイッシュ」ポケモンフェア版の箱。
「できあがったあともうごかしてあそべる」の表記が懐かしい。
汎用ロゴ箱以降では対象年齢表記など追加。