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テマヒマ

太郎

2018.04.24 21:00

おはようございます。


暮らし、味わう。

食を通して豊かなライフスタイルを提案する

セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


最近は大阪日本民芸館に行く時に後ろ姿だけ

見ることの多かった太陽の塔ですが、

内部一般公開を見に昨日行ってきました。

1972年生まれの45歳なのでポスト万博世代

ですが、小学1年生までは豊中・千里中央に

住んでましたし、小6から結婚までの15年位

吹田市山田に住んでましたので太陽の塔への

勝手なお膝元感・親近感があります。


先月東京の岡本太郎記念館に行った時に

太陽の塔修復の特別展示を見たこともあって

否が応でも期待は高まってました。


塔内を登りながら生命の進化を辿っていく

その造形もですが発想がすごく圧巻でした。

観終わった後にエネルギーをもらう感じ。

※太陽の塔内部は撮影禁止だった為

 岡本太郎記念館で撮った内部模型を。


さて、今回の修復や太陽の塔、岡本太郎

芸術や思想について語るほど

知識も情報も持ち合わせてないので

少し違った感想を。


2018年の現在、

太陽の塔のようなもの

岡本太郎の言う”べらぼうなもの”が

生まれ得るのでしょうか?

「文明の進歩に反比例して人の心がどんどん

貧しくなっていく現代に対するアンチテーゼ

としてこの塔を作った」

と岡本太郎が言ったそうですが、

今はさらに貧しくなってるように思います。


誰もが子供の頃に持っていただろう

純粋さ、素直さは大人になっていくにつれ

失ったり削がれたりします。

太陽の塔において、

岡本太郎が情熱をもって、

情熱の中に秘めた純粋さや素直さのままに

やりきったのはすごいなと。

それを認めた周囲もすごいなと。

いや認めさせた強さや情熱がすごいのか。


2020年の東京オリンピックについては

新国立競技場やエンブレムでのゴタゴタが

ありました。それとは直接関係ないですが

現在は兎角みんなで協議したり調整したり

しがちで、平均的なものは出来ても

新しいものや面白いものは生まれにくい

窮屈な世の中になってるのでは?

と思ったりもします。


岡本太郎とは次元は違いますが

多くの大人が内に秘めている子供の部分。

皆がその子供の部分をたまには発揮すると

世の中も面白くなる気がします。

22年働いた会社を突然辞める

新しくテマヒマを始めようとする

どこかそんな子供っぽさが

出たのかもしれません。

(最後に慌ててテマヒマの話に・・汗)


ところで同じエネルギッシュな芸術家でも

岡本太郎からはエネルギーをもらう感じなのに

草間彌生からはエネルギーを吸い取られる感じ

がするのはなぜでしょうか?

僕だけでしょうか?